ランク届かず。まさかの3回戦止まり

[卓球部]第78回全日本大学総合卓球選手権大会(個人の部)2日目
 第78回全日本大学総合卓球選手権大会(個人の部)2日目が10月29日、新潟市東総合スポーツセンターで行われた。結果は以下の通り。


昨年に続くランク入りを逃した加藤悠=新潟市東総合スポーツセンターで(草場早稀撮影)


積極的に攻めるがフルセットをものにできなかった大場(瀧野ひとみ撮影)


<男子シングル2回戦>
○加藤悠二(商2)3―0佐藤(東北福祉大)●
○大場崇志(経1)3―0荒木(広島大)●
●松尾卓磨(地2)1―3和田(愛工大)○
●佐藤 究(経2)2―3飯野(大正大)○
鈴木大地(営1)0―3根田(明 大)○
●関本 健(営2)0―3青木(愛工大)○
●渡邉 賢(法3)0―3濱口(福岡大)○

<男子シングル3回戦>
●加藤悠1―3松生(中 大)○
●大場2―3川上(明 大)○

 全日本大学総合選手権2日目。シングルス2回戦に7人が出場したが、佐藤が同格校の前主相手にフルセットの末に敗れるなど、5人が敗退。そんななか、3回戦に進出した加藤悠と大場。去年の今大会でランク入りした加藤悠は、バックドライブを中心に攻めるが、ラリー戦でミスが目立ち敗戦。2年連続のランク入りを逃した。さらに、大場もキレのある打球で相手を攻めたて、ロングボールの打ち合いを多く展開。フルセットに持ち込むが、相手のボールに対応しきれず勝負あり。結果、ランク決定に関わる試合へ勝ち上がることなく大会に幕を閉じた。

◆長崎隆史監督
「他大の強い選手はやり方がうまい。攻めるとこは攻めて、守るとこは守って。簡単には壁を破ることはできないが、それを突破しないと1部で上位にはなれない。ネガティブじゃなくポジティブにとらえて追及していってほしい。全日本に出場する選手も多くいて、そこで勝てれば持ち直せると思う。チームが1部で勝つためにも落ち込んでいる暇はない。基本を積み重ねて、前に進んでほしい」

◆渡邉 賢主将
「(今日は)目標としていた2人のランク入りができなくて悔しいけど、この大会でいいところと悪いところがしっかり見つかったと思う。(今後は)そこを生かしたり、より良くしたりしながら春に向けて調整していきたい。個人戦団体戦はやっぱり違うものだと思うので、チーム全体で戦うということを忘れないで挑戦者の気持ちでいきたい」

◆加藤悠二
「(今日は)部として2人以上のランク入りが目標だった。昨年ランクに入った身として自分が入らないとと、意識してかたくなった。サーブレシーブで手こずり、ラリーで引きずってしまった。応援してくれた方たちに申し訳ない。(今後に向けて)全日本はシングル、タブルス、ミックスで記録を出せるように練習して、今回のように悔いが残らないようにしたい」

◆大場崇志
「(今日は)調子は悪くなく、むしろよかった。2試合目の競ってる時は我慢できずに無理にいってしまった。今日は卓球が悪かったというより精神面の問題。この大会のために仕上げてきたし、ランクに入りたかったので悔しい。だから、次の大会に向けて慌てたり、急いだりしないように自分で自分のコントロールが出来るようにしたい」

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