先制むなしく、二回戦敗退

[剣道部]第30回全日本女子学生剣道優勝大会
 第30回全日本女子学生剣道優勝大会が11月6日、春日井市総合体育館で行なわれた。結果は以下の通り


積極的に攻める沼田=春日井市総合体育館で(粕谷康太撮影)

 <第1試合>
☆駒 大1―0別府大
先鋒 五十嵐麻衣(心4)―坪井
次峰 沓掛愛子(営2)―間津
中堅 角田輸香(法4)―田村
副将 高橋亜津佐(経3)―木原
大将○沼田知里(営4)<面>―鈴木●

 <第2試合>
 駒 大1―3中京大
先鋒○五十嵐<面>―長田●
次峰 沓掛―遠山
中堅●角田―<面>山根〇
副将●高橋―<面>宮路〇
大将●沼田―<面、小手>関本○


 第1試合、引き分けが続き緊張感で張り詰める展開となるが、主将・沼田が落ち着いた動きを見せて、確実に一本を決める。第2試合、昨年の第三位入賞校である中京と対戦。先鋒五十嵐は、強豪校相手に怯むことなく攻め込み面を入れ一本勝ち。先制を決める。しかし、後が続かず中堅から善戦するも3連敗。掴みかけた流れを活かせないまま、二回戦進出に留まる結果となった。


◆中 清剛監督
「チーム全体としては全力でやる気充分だった。(強豪中京については)先鋒が勝った後も攻めた剣道をした。力の大きな差はなかった。今後は新人戦へ、1、2年生を入れて、上位を目指していきたい」

◆五十嵐麻衣
「(2試合目、唯一1本を取ったが)2年生の時に中京大には負けているのでリベンジしてやろうと思いましたが、下手に肩に力は入れず、いつも通りに平常心を保っていった。(4年間を振り返って印象深い場面は)4年間全てに思い出はありますが、1年の時の全日本で自分のせいで負けた時に、当時の4年生に自分が4年生になった時納得のいく試合をしなさいと言われたこと。今日も結果は負けてしまったが、納得のいく試合だった。(後輩達には)自分たちらしく、厳しく、楽しいチームを目指してください」

◆沼田知里
「1回戦は引き分け続きの中、大将として回ってくるは分かっていたので、集中して勝負した。中京大学戦では二年生の時に大差で敗れた事があったのでリベンジしたかったが、負けてしまった。自分の弱いところを打たれたので、今後直していきたい。二回戦進出という結果は、優勝を目指していたので悔しい。(後輩には)駒澤大学は持っているものは良いので、あとは一戦一戦を大切にしていって欲しい」

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