ホームでも1点が遠く、涙のむドロー

[サッカー部]第85回関東大学サッカーリーグ戦・第21節国士舘大学
 第85回関東大学サッカーリーグ戦・第21節国士舘大学戦が11月26日、駒沢オリンピック公園総合運動場で行われた。結果とメンバー(駒大のみ)は以下の通り。


積極的な攻撃参加でチャンスを作った濱田=駒沢オリンピック公園総合運動場で(森下和貴撮影)


競り合いの強さを見せた山崎(河田奈津子撮影)


ゴールには至らず、悔しさを見せるリーグ初出場の須貝


駒 大0―0国士大
 (0―0)
 (0―0)

【メンバー】
GK大石健太[2]
DF砂川太志[4]、三宅 徹[4]、林堂 眞[4]、濱田 宙 [4]
MF山崎絋吉[4]、碓井鉄平[2]、奥村 情[3]、湯澤洋介[3](→83分磯部裕基[1])
FW大園祥太[4](→80分江川昇吾[4])、山本大貴[2](→70分須貝 暁[1])

【SUB】
GK野村政孝[2]
DF大木 暁[1]
MF板倉直紀[1]
FW小牧成亘[1]

※[ ]内数字は学年

 降格回避に向け、負けられない一戦。前半は駒大が国士ゴールに向け攻め続けるも、惜しくもわずかに枠を外すなど、あと一歩得点に結び付かない展開が続いた。続く後半、とにかく点が欲しい駒大に対し国士大の守備が一層厚くなりゴールまでボールを運べない。そんな中、林堂が負傷し一時ピッチから離れる悲劇が起こり、駒大は一時騒然とする。その後も懸命に前へ前へボールを送りチャンスを作るが、最後までそのチャンスがゴールにつながることはなかった。悔しさと焦りの色を隠せない結果となった。

◆秋田浩一監督
「得点出来なかったことが最大の要因。勝たなければいけなかったが、現実を受け入れなければいけない。攻撃の形は悪くなかった。サッカーはゴールを取らなければいけないスポーツ。ゴールを取るためにどうするかということが大事。今日は濱田が積極的に上がったりとか、両サイドがうまく使えていた。前線は思い切りが足りない。もったいない。サッカーも人生も同じこと。まだまだ甘い」

◆林堂 眞主将(現4)
「前半はよくなかった。攻めきれなかったり、後ろで回して取られてしまったり。後半は点を取らなくてはいけなかったが、そこで取ることが出来ない。全員が同じ気持ちでやらなくてはいけない。最後は気持ちだが、大事なところで一本が拾えない。もっと意識を高めてチームで点をとるしかない。このメンバーで出来るサッカーを楽しんで喜びを感じ、無駄にしないように最後の試合に臨みたい」

◆濱田 宙(経4)
「負けられない試合だったのでみんな気持ちがこもっていたと思うが、相手のゴールを奪うところまでいけなかったのがだめだった。やっぱり守備も第一だが、点を取らないと試合には勝てないので自分ができることをチームのためにやっていた。(次節は)とりあえず明日の結果次第だが、大学生活最後の試合なので、悔いを残したくないし、後輩たちにも下でやってほしくないので全力でやるだけ」

◆山崎紘吉(法4)
「勝たなければいけなくて、引き分けでも負けと同じだった。0-1から始まるくらいの気持ちだったのに点が取れない。(声を出していたが)チームのために出来ることとして、当然だと思う。後輩を1部に残そうと頑張ったが、結果が出なかった。(自分自身も)前後半に1つずつチャンスがあったのに、決められなかった。(次は)まだわからないので、いい準備をして、大量得点で勝つしかない」

◆須貝 暁(現1)
「(途中出場で)勝ちたいという気持ちで入ったが、何とも言えない。(監督からは)とにかくボールを追って点を取れればいい。とにかくがむしゃらにやれと言われていた。出来たことと出来なかったことと五分五分。(次は)まだ中央が負けたりすれば望みはあるので、最後までやるだけ。頑張らないといけないと思った」

 なお、次戦最終節・対青山学院大学戦は12月3日、13:50から青山学院大学緑ヶ丘グラウンドで行われる。

■会場へのアクセス
JR横浜線淵野辺」駅より青葉循環または共和循環「淵野辺駅南口」行バス乗車、「和泉短大」下車、徒歩5分

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