一時は流れつかむも突き放され敗戦

[男子バスケットボール部]第92回関東大学バスケットボールリーグ戦
第92回関東大学バスケットボールリーグ戦が10月2日、日体大世田谷キャンパスで行われた。結果は以下の通り。


得点とアシストでチームをけん引した前田=日体大世田谷キャンパスで(田中碧撮影)


川嵜は今日も多くの得点を稼いだ(伊藤大志撮影)


●駒沢大63-94日体大
(1P 7-21)
(2P 23-14)
(3P 17-27)
(4P 16-32)

【スターティングメンバー】
G 前田祥太(営3)
G 中津宏哉(歴2)
F 川嵜幸祐(営4)
F 渡邉健太(経3)
F 針生信洋(営2)

【スタッツリーダー】
得点 川嵜幸祐 19
リバウンド 渡邉健太 11
アシスト 前田祥太 4

◆白井憲二監督
「(今日は)相手のプレッシャー、体の強さに負けた。(流れが移り変わる試合展開だったが)相手に走られたのが痛かった。自分たちは苦労して得点を重ねていたが相手には走られてノーマークの簡単なシュートを打たせてしまった。そこの差だと思う。(今日で10試合目だが疲労は)気持ちでカバーしてきた。ただ、今日のように残りの5分で20点差とかになってしまうと疲労もあり諦めの雰囲気が流れてしまう。そういう諦めのムードを作らない努力もこちら側がもっとしてあげないといけないと感じた。そこのところは今日はキャプテンがベンチで『しっかりやろう』と声かけをしてくれていた。それがどんどん呼応していけばいい。(来週戦う2校には前回負けているが)江戸川大はビッグマンがいて、順大は外から打ってくるという対照的な2チーム。ミーティングでしっかりと話し合って、2試合取れるようにしたい。自分たちの攻撃も重いので、攻めていこうということを話した。来週はいい試合を見せられればと思う」

◆川嵜幸祐主将
「(試合を振り返って) 前半は最後に詰めることができて、息を吹き返したなと思っていたが、第3ピリオドの途中で点の入れあいになった時に集中力が続かず、相手に気持ちよく打たせてしまった。最後は完全に後手に回ってしまった。相手の試合に出てなかった選手が出てきて、体力の差があった。しようがないとは言ってはいけないが、流れのところでやられてしまった。(今日の試合から見えた課題は)1周目は8点差で負けた相手で、今回は最後に点差が開いてしまったが、そこまで実力差がある相手ではないと思っていた。ただ、相手に気持ちよく打たせてしまったりという場面があったので、全員が最後までチェックするといった、一つひとつの細かいところを丁寧にやっていかないといけない。相手も選手も上手いので、乗せてしまうと普段はいらないシュートも入ってしまったりする。細かいところを徹底して練習して次につなげたい。(次週の相手について) 2つのチームに共通しているところは、ポイントゲッターという毎試合30点近くとる選手がいること。そこをどう守れるかがポイントになってくると思う。チームディフェンスもそうだが、個のディフェンスですぐシュート打たれないように、というのも意識していかなければならない。やることはいつもと変わらないが、最後まで集中力を切らさずにやっていきたい。(試合の流れの中でのキャプテンとしての動きは) 一度自分が交代で外に出た時があったが、替わるべきタイミングではないな、と思い監督にも出してもらうように言った。試合のには応援してくれる人やベンチで出られない人もいる。今日の試合のようになってしまうと申し訳ない、という気持ちになる。どんな状況でも、試合に出る人はそれなりのプライドと自信を持ってやらないと他の人に申し訳ないし、迷惑にもなる。ああいう状況になったら萎縮してしまうこともあると思うが、チームにはどんな状況でも攻めて終わろうと話していた。それがこれからに繋がれば良いと思う。(今後への意気込みは) 今日は負けてしまったが、勝ち星を取れる試合は多い。自分たちのバスケを見失わないよう走り続けて、残りの試合を頑張っていきたい」

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