駒大野球で最終戦勝利!来季1部復帰へ

[硬式野球部]東都大学野球2部秋季リーグ拓殖大2回戦
東都大学野球秋季2部リーグ対拓殖大2回戦が10月19日に大和スタジアムで行われた。結果とメンバー(駒大のみ)は以下の通り。


2試合連続で試合を締めた伊藤一=大和スタジアムで(富岡亮弥撮影)


3回に2点本塁打を放った酒井良(田渕巧海撮影)


6回の本塁打で巴山は試合を決定づける(会川梨夏撮影)


拓 大 000 001 100=2
駒 大 012 001 000=4


       打安点
(8)諸 積 420
(5)田中佑 000
H5伊藤修 110
(9)酒井良 422
DH巴 山 311
HD青 地 100
(6)菅 野 300
(7)行 方 100
7長谷川 100
(3)内 山 321
3高 石  000
(2)鈴 木 300
2髙橋亮 000
(4)新 井 300
4福 山 000
      計2784

   回 打安点
○辻 本 5 17 2 0
 白 崎 2/3 4 0 1
 保 坂 11/3 7 3 1
 上 野 2/3 3 1 0
 伊藤一 11/3 6 0 0

 2回に内田頼人(商2)が中越二塁打を放ち1点を先制すると、3回の酒井良樹(法2)の2点本塁打、6回の巴山颯太郎(法2)の本塁打で追加点を奪い終始試合をリードする。先発の辻本は安定した投球で5回を無失点に抑え、後を任された白崎塁(法3)らリリーフ陣は、失点こそ許すも試合の流れは相手に渡さず、最後は2日連続で伊藤一輝(政4)が試合を締め、今季最終戦を勝利で終えた。

 ◆西村亮監督
「(今日を振り返って)勝って終わりたかったので(良かった)。(今シーズンを通して何を感じたか)本当はここの位置にいてはいけないチームだけどもこういう状態になってしまって、やっぱり最後の最後まで軸というか、投打の柱というのがしっかり作れなかった、出来なかったというのがやっぱり苦しかった。そういうチーム作りをしていかないと、なかなか僅差の試合をものにしていくようなチームにはなれない。そういうところが勝っていくチームはしっかりしているし、それは選手もみんな見ててわかってると思う。そういった存在になれるように自分自身が自覚を持ってやってもらえると良いなと思う。(今まで駒大野球部をどう見てきたか)学生だから毎年毎年変わるし、その年その年で色々やり方や考え方を変えながらやっていかなきゃいけない。しかしもう少し、自分自身の強い意志、俺はこうしたい、こういうところで勝負したい、こういう風になりたいっていうものを強く持ってやってくれると良いなと、学生にはエネルギッシュなものがあると良いなあなんて思った」

 ◆高橋亮介主将(法4)
「最後は勝って終わるというのが目標だったので、それができて良かった。そして、何か後輩に伝えられるものがあればという思いもあった。この1年間振り返ってみて、もっと勝てたチームだったと思う。キャプテンとしての力がまだまだだったのかなと思う部分もある。今季は、それが見えていたが勝ちきれなかったという悔しい思いがある。(8回からの出場は)前から言われていたので、最後で勝って終わりたかったと思っていた。今は、良いピッチャーがそろっているので、自分も自信を持って守備につくことができた。(本塁打を打った二人は)これからチームの中心になっていくと思う。でももっと活躍してくれると思うので、来年以降楽しみ。結果が全てだと思う。もちろん勝つ過程も大事だが、これまでやって来てもっと勝ちたかったという悔しい思いもある。日々の練習を大事にして、どうやったら結果に繋がるかをもっと考えてほしい。春と比べて多少は勝てるチームになってきてると思うので、そういった意味で勝てるチームを目指してほしい。勝たないと、最後には悔いが残るということを、後輩たちに言いたい」

 ◆酒井良樹
「今日は4年生が最後の試合ということで勝てたのがよかったのと、新チームに向けて若い選手でいったがリーグ戦通してこういう風にチームカラーというか方向性というのを下級生が実際に試合で掴めたかなと思う。その中で終盤も4年生中心にできてチームも一体になった。そんな収穫があった試合だと思う。(ホームランは)まっすぐだけ狙って、そんなに力まずに繋いで繋いでという意識。(打席の中でホームランを意識することは)いや。リーグ戦通して、最初の国士舘のカードだったりはチャンスで力みもあったが、今日はランナー3塁ということで、最悪犠牲フライでもいいやぐらいの気持ちでいった。(リーグ戦)終盤調子が戻ってきてないが、力みがなくなったのがいい結果に繋がったと思う。(打った直後確信があったように見えたが)完璧だった。(今日で4年生が引退だったが)ベンチの雰囲気だったり本当に4年生が僕達がやりやすい環境を作ってくれた。僕達も方向性というのを掴めたので来季に向かって、4年生達にいい報告ができるように1部に上がりたい。今年のチームは若いので4年生が残してきたものを繋いでやっていきたい。(4年生はどういう存在だったか)何事も見本で、練習も試合も声1つから全然違って、姿で引っ張れる先輩。(今後に向けて)1部に上がれるように。この野球を、負けない野球を、1部に上がれるように継続してやっていきたい」

*4年生の引退コメントは後日掲載いたします。

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