リーグ閉幕。最終戦は国士大に完敗

[男子バスケットボール部]第92回関東大学バスケットボールリーグ戦
第92回関東大学バスケットボールリーグ戦が10月30日、日体大世田谷キャンパスで行われた。結果は以下の通り。


川嵜は4年生で唯一の主力としてチームをまとめてきた=日体大世田谷キャンパスで(田中碧撮影)


外からのシュートが好調だった前田(伊藤大志撮影)


針生は高さのある相手と張り合った(中川達夫撮影)


●駒大58-78国士大○
(1P 19-19)
(2P 15-17)
(3P 8-18)
(4P 16-24)

【スターティングメンバー】
G 前田祥太(営3)
G 中津宏哉(歴2)
F 石井峻平(G3)
F 渡邉健太(経3)
F 針生信洋(営2)

【スタッツリーダー】
得点 前田祥太 24
リバウンド 針生信洋 9
アシスト 前田祥太 5

国士大とのリーグ最終戦。出だしは前田や前日負傷した川嵜幸祐(営4)に代わって先発出場した石井のスリーで得点を重ねる。前半は外のシュートが好調で互角の戦いを繰り広げた。後半になると相手にリバウンドを支配され、徐々に点差をつけられる。最終ピリオド途中で20点差をつけられてしまったが、そこで4人の4年生がこのリーグ初出場。リーグの最後を6人の4年生で締めくくった。

◆白井憲二監督
「(今日は)1勝している相手に勝とうと、そして4年生をしっかりと送り出そうと話していたが相手が強かった。(リバウンドで苦戦したが)前半は針生、渡邉、髙橋史弥(経2)の3人が頑張れたが、後半やられた。川嵜がけがしてプレータイムが限られていたのも厳しいところではあったが選手たちはよく頑張った。(4年生が全員出場したが)20点差が開いてしまったのでそこで判断をして出した。(4年生はチームにとってどのような存在か)いつもがまん強くチームを考えてくれている。なかなかこういう4年生は出てこない。こういう文化を継承してほしいし、4年生がいたからこそ、この成績を残せた。下級生には今年の4年生を超えられるようにという話をしている。(来年は)今回の8位をどう受け止めるか。上に行ける力もあるし、下も見えているという状況。来年はインカレに出ようということをスローガンとして言い続けていきたい。1部という目標もそうだがまずはインカレにいくということ。もう1回立て直していきたい」

◆前田祥太
「(リーグ戦を振り返って)目標は1部への入れ替え戦やインカレだったが、最後まで下の入れ替え戦を争う形になってしまった。試合に出ていた立場として、結果的に5勝しか挙げられなかったことに申し訳なさを感じる。(今日の試合は)川嵜さんがケガでスタメン出場できず、最初から3年生以下がメンバーの試合だった。その中でどれだけ頑張れるかが来年に繋がるから頑張ろうということと、最終戦に4年生ではなく、自分たちが出ることの意味を考えてやろうと下級生の間では話していた。途中までは競れたが、最後離されてしまったことが残念だった。気持ちは切れていなかった点が来年に繋がる部分だと思う。(4年生のいないチームは)リーグ戦の途中、勝てなくてつらいときやチームがバラバラになったときに4年生が引っ張ってくれたことで何とか立て直すことができた。4年生の大切さを感じた。これから自分たちは試合に出ている人も多いので、プレーの面はもちろんのこと、今の4年生のように声かけや気持ちでもチームを引っ張っていけるようにしたい(今後の目標は)インカレ出場。これに尽きる」

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