自身初、石川が優秀32選手決勝T進出!この勢いを団体戦へ

[相撲部]第94回全国学生相撲選手権大会(個人戦)
第94回全国学生相撲選手権大会が11月5日(土)、両国国技館で行われた。
 


優秀32選手決勝T進出を決めた石川=両国国技館で(宮本拓実撮影)


中村は「みんなで5点取るという気持ちで臨みたい」と団体戦への意気込みを語った

個人戦予選トーナメント
1回戦
間地良太(経1)●(首投げ)志村(拓殖大)
石川大治(仏2)○(押し出し)北田(大阪歯科大)
小畑清龍(政3)○(寄り切り)上平(法大)
吉田裕貴(経2)●(小手投げ)谷本(早大)

2回戦
石川○(巻き落とし)新保(東洋大)
小畑●(寄り切り)古澤(金沢学院大)
中村誠人(禅3)●山市(拓大)

3回戦
石川○(押し出し)坂本(拓大)

優秀32選手決勝トーナメント
1回戦
石川●(押し出し)三輪(日体大)

個人戦は5人が出場して、石川が3回戦に進出し、押し出しで優秀32選手決勝トーナメントにコマを進める。決勝トーナメント1回戦、審判の合図で始まり、粘り強い戦いをしていたが、押し出しで2回戦に進出することはできなかったが、決勝Tに進んだ勢いをバネにチームは明日の団体戦に臨む。

下谷内勝利監督
「1回戦で負けた子もいるが、攻めてた相撲だったので、明日につながる相撲を取っていたと思う。ただ、自分から攻めていない子がいたので、ミーテングをして明日に向けて立て直しを図っていきたい。(選手の試合前の雰囲気は)普通だったと思う。4年生が出場しているわけではないので、力んではいたが、リラックスしていけると(選手が)言っていたから。(石川さんの決勝Tについては)もう一戦勝って欲しかったが、(決勝T)1回戦で勝つ勝たないは違ってくる。実力ははしっかりつけてきている子だから、残って当然は当然だが、もう一戦勝って欲しかったのが正直なところ。(団体戦に向けて)本番は明日の団体戦だと言ってはいるので。Bクラスのトップ4に入らないといけないので、そこをクリアすることだ」

中村誠人主将
「(今日は)相手が高校時代の1つ上の先輩で、思いっきりやろうという気持ちで臨んだ。体勢が変わってくるのは頭にあったが、変わったときに足が揃っていて、結果、対応ができずに落ちてしまった。(大会前の気持ちは)本番は団体戦なので、その土俵の確かめと調子を確かめるという感じの気持ちでいた。(課題は)監督にも言われていた足が揃ってしまうことが出ないようにしたい。(明日は)個人としては、二陣には入っているが、そこで自分が1点取るという気持ちを忘れず、前の人が落としても自分が取って後が楽に相撲を取らせたい。チームとしては、例えば誰か一人3点とかではなくて、みんなで5点取ってという気持ちで臨みたい」

◆石川大治
「(今日は)ベスト32に残れたことは、実際初めてなので嬉しい気持ちもあるがそこで満足せずベスト16、ベスト8と勝ち進まなければいけない場面だったので、上に上がって勝ちたかった。(臨む前の気持ちは)実際、個人戦より団体戦の方がチームとして重視しているので、団体戦につなげるため、良い流れを持っていくために、個人戦だからといって手を抜くわけではなく、気持ちを団体戦に持っていくために個人戦も全力で頑張ろうという気持ちで臨んだ。(決勝Tに進出した時は)初めてだったので、自分の今までやってきた稽古は間違っていなかったのと自分自身に力がついてきたのかなと思い、自信になった。(試合で実感したこと、反省点は)得られたものは、ベスト32までになってくると、技術や力が必要だと思うが、一番は気持ちで、それがどこまで出せるかが、勝敗につながると改めて実感した。反省点も気持ちだ。(団体戦に向けて)個人戦と違い、団体戦は5人で力を合わせて戦う競技なので、もし、誰かが負けてしまったら自分が取り返すというチーム一丸となって一生懸命戦えたら良いと思う」

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