早川、団体形で涙の第3位! 女子組手も快勝

[空手道部]第60回全日本大学空手道選手権大会
第60回全日本大学空手道選手権大会が11月19日、日本武道館で行われた。形は上位4位チームが決勝トーナメントに出場する。


キレのある形を披露した早川、伊藤、佐藤=日本武道館で(伊藤大志撮影)


安定した技で相手を圧倒した宮崎

子組手は1・2回戦までは1分半6ポイント差、3回戦以降は2分6ポイント差のトーナメント方式。結果は以下の通り。


【女子団体 形の部】
準決勝敗退

早川梨緒
伊藤朱里
佐藤柚奈

【女子団体 組手の部】

2回戦
☆駒大3-0東北福祉大
先鋒〇宮崎陽香
中堅〇杉本りさ
大将〇守屋ひかり


形の部では、三人の息の合った形で予選を4位で突破。しかし準決勝で敗退し決勝進出とはならなかったが、3位という成績を収めた。また組手の部では、先鋒・杉本が次々に有効打を打ち、最後は上段蹴りで一本を決め勝利。中堅・宮崎も有効技でポイントを取った。結果負けることなく2回戦を突破し、3回戦進出を決めた。


◆早川梨緒(現4)
「(今日は)調子は良かった。今までは頑張って試合に臨んでいたが、今日だけは思いっきり楽しんでやろうと思った。(今日までの練習では)このメンバーで団体を組むのは今年が初めてで、今大会の予選となる関東大会は2位で通過した。自分達に足りないところをいろんな先輩方からアドバイスしてもらい、それらをなるべく全て改善するようにした。(監督からは)稽古中はできていない部分をたくさん指摘された。 (四年間を振り返って)全日本の大会に初めて出たのは二年生の時で5位だった。だから絶対に四年の時のこの大会では、一番良い結果で終えようと思っていた。その思いで、個人の試合も団体の試合もモチベーションを上げて頑張ってきて、今日は3位という四年間の中で一番良い結果を残せて嬉しい。(後輩へ一言)伊藤は、種目が元々は組手だったため昨年から一緒に団体を組んだ。一生懸命ついてきてくれて頑張ってくれた。佐藤は、高校時代からの後輩で、他の大会で二年間くらい一緒に団体形をやっていた。これから新しい子が入ってきても、今日の結果よりももっと良い結果を出せるように頑張ってほしい。二人には感謝の気持ちでいっぱいだ」

◆守屋ひかり(英3)
「(今日は)1回戦のわりに緊張せずに臨めて、楽しんで試合ができた。試合時間が短かったがその分明日が楽しみになった。チームとしては、いい状態で来ているので、引き続きその状態で試合を終えられることが1番いいと思っている。(チームの状態は)誰が出ても戦力的にいいチームになっている。気合も入っているし、チームが一つになっている。(形に出場した早川の引退が決まったが)今まで結果を出し切れずにいたことを知っていた。1つ上の先輩で付き合いも長かったので、最後に結果を出してくれて嬉しい。(明日は)優勝しか見えていない。先輩たちがいい結果で終われるように絶対優勝をしたい」

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