水谷が4回戦まで進むも・・・ エース松田は不振続く

[卓球部]第69回東京卓球選手権大会
 第69回東京卓球選手権大会が3月1日~5日に東京体育館で行われた。結果は以下の通り(駒大のみ)。


チームで唯一4回戦まで進んだ水谷=東京体育館で(田上佳雅撮影)


松田は、調子が上がらず3回戦敗退


島村は実業団相手に敗退も、内容面充実


〇男子シングルス

♢島村直道(経3)
2回戦 ○島村3ー2石塚(秋田製錬(株)・秋田)
3回戦 ●島村1ー3軽部(シチズン時計・東京)

♢松田尚樹(営3)
2回戦 ○松田3-0政村(日本航空高・山梨)
3回戦 ●松田1-3高橋(東北福祉大・宮城)

♢水谷良紀(営2)
2回戦 ○水谷3-0小林(樹徳高・群馬)
3回戦 ○水谷3-2小塙(東経大・東京)
4回戦 ●水谷1-3村井(法大・東京)

 今大会は、昨年の11月に行われた予選で勝ち進んだ3人の選手が出場した。水谷は3回戦、2セットを先取した直後2セットを返されピンチを迎えたが、5セット目を12ー10で勝ち切った。4回戦に進んだが、今年法大を卒業する村井に敗れた。松田は、3回戦で先月の神奈川選手権で敗れた東北福祉大の高橋と戦ったが、最後まで調子が上がらずに敗北。リベンジは果たせなかった。

◆長崎隆志監督
「(島村は)本人も良い感触で終われたと言っていたので、そこは良かったのかなと思う。(松田は)この前の神奈川選手権からは状況は良くなっていない。今が踏ん張りとごろだと思う。もがきながら、前に進むしかない。(水谷は)惜しかった。接戦に勝てれば自信になったが。2週間前の神奈川選手権と比べると良くなった。今は精神面がきちんとしていたら勝てるし、崩れたら試合出来なくなってしまう。それは、本人も分かっている。後はリーグ戦に向けて自分のリズムで調整してもらうしかない。(今回の結果は総合的に見ると)実力通りかなと思う。良いとか悪いとかではなく。(今のチームの状態は)良くなっているとは正直言えない。一人ひとりがチームを引っ張っていくぞという気持ちをもう少し持ってもらえれば。特に上級生がその気持ちを持ってほしい」

◆水谷良紀
「(今大会に臨んだ心境は)1試合でも多く強い選手に勝てるように、との思いだった。(成績としては)スーパーシード保持者に勝てるくらいまではいきたかったが、まだまだだった。(意識していたポイントは)最近試合で負けることが多かったので、なんとかして勝てるようにと思っていた。(意識していた戦い方は)攻めの姿勢。最初から最後まで攻める姿勢を貫くこと。今回も(負けた相手は)守りが多い選手だったので、自分から攻めていった。(最後の9-9の場面での心境は)相手がサーブを変えてきたので、何をしてくるのか分からず、足が止まってしまって、その後2本のレシーブミスで負けてしまった。リーグ戦に向けての課題はレシーブ。(リーグ戦に向けては)選手間の実力差はあまり無く、誰が出場してもおかしくない。チームとしての目標はAクラスだが、まずは1部に残留できるようにしたい。1部の大学と比べたらまだ実力は下なので、1人1人が自覚を持って、今すべきことを考えて、良いチームを作っていきたい」

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