第20回大学駅伝報告会

第20回大学駅伝報告会が、3月9日、陸上競技部後援会主催のもと都内ホテルにて行われた。会場には宇賀地強(09年卒、コニカミノルタ)ら陸上部OBをはじめ多くの来賓が駆けつけ、選手の健闘を讃えた。


会場に向けて挨拶する大八木監督=都内ホテルで(石曾根和花撮影)


主将として部を引っ張ってきた浅石(奥田葉月撮影)


強い駒澤を作りたいと話した新主将の高本


今年度卒業を迎える4年生(小倉笑香撮影)


最後は全員で校歌を歌った(田中碧撮影)

 16年度は絶対的エース中谷を故障で欠き、出雲駅伝5位、全日本駅伝4位に終わり、中谷が復帰した箱根駅伝でも力及ばず9位に沈み、駒大として悔しい駅伝シーズンとなった。大八木監督や今年度主将の浅石らが挨拶し、思いを語った。また、新主将の高本も意気込みを語った。以下は監督と選手のコメント。


大八木弘明監督
「出雲、全日本は中谷がけがをしてエースが出られなかった。箱根で何とか間に合い、往路優勝を狙いにいった。1区から3区は順調にいったが4区で本来の走りができなかった。大塚が何とか駒澤のプライドを守ってくれ、かろうじて総合9位に入ることができた。この結果を受けて、新たに一から立て直しして頑張っていきたいと思っている。挑戦と継続、そういうものが大事だなと感じた。やはり継続がなければ今日の駒澤はないので、しっかり頑張っていきたい。1番悔しいのは私より選手たちだと思う。ユニバーシアードがかかった2月の立川ハーフでは、工藤と片西がユニバーシアードを決めることができた。いまの2年生が頑張ってくれていて、今年度は育成というよりも、もう一回勝負したいなと思っている。今の3年生も含めて、しっかりトレーニングしないと結果は出ないというのは選手たちも感じていると思う。私自身も甘えていたところを反省し、頑張ってやってきたい。たくさんのご協力、ご支援をいただいた新しい寮も完成し、心機一転してもう一度強い駒澤を作って頑張っていきたい」

◆浅石祐史
駒澤大学は毎年箱根駅伝で3位以内という結果を残している中で、自分たちの代で9位という結果に終わってしまい、選手たちはとても悔しい思いをしました。応援してくれる方に申し訳ない気持ちでいっぱいです。
それでも後輩たちはやっていかなければなりません。自分たち4年生は駒澤に走りの面では貢献できませんが、
この1年間、後輩たちはくやしい思いをもってしっかりやってくれると思います。大変になると思いますが、これからも駒澤大学陸上部の応援をよろしくお願いいたします」

◆高本真樹
「今年1年のスタートである箱根は9位という悔しい結果に終わってしまいましたが、それを受けて、選手一人ひとりが今の自分に足りないこと、チームとして何を変えていくべきか考えて取り組んでまいりました。先月、念願の新寮が完成し、一から寮則などの規則を徹底的に見直すことで今まで以上に陸上に集中できる環境のもと、今年1年間やっていきたいと思っています。強い4年生は来年度からはいません。これからは自分たち在校生が駅伝シーズンにむけて、どれだけ成長していくかが鍵となってきます。一人ひとりが自分の目標を達成しながら、 駅伝シーズンには優勝を狙えるチーム作りをして、もう一度強い駒澤を作っていきたいと思います。これからもご指導、ご声援のほど、よろしくお願いいたします」

掲載が遅れましたことお詫び申し上げます。


今年度卒業を迎える4年生(小倉笑香撮影)

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