ダブルス善戦も、初戦は明大に敗北

[卓球部]平成29年度春季関東学生卓球リーグ戦
春季関東学生リーグ1部・対明大戦が5月4日、港区スポーツセンターで行われた。結果は以下の通り。


強豪相手にフルセットと、善戦した松田・水谷=港区スポーツセンターで(田上佳雅撮影)


佐藤は、試合のなかで手応えをつかんだ


 駒大0ー4明大☆
●島村直道(経4)0ー3渡辺〇
●松田尚樹(営4)0-3龍崎〇
佐藤卓央(経3)0ー3船本〇
●松田・水谷良紀(営3)2ー3渡辺・森薗〇

 1部リーグ初戦の相手は昨秋の王者、明大。駒大は苦しい戦いを強いられた。
第3試合まで1セットも取れないまま、迎えた第4試合のダブルス。松田・水谷ペアは緩急のついたプレーで相手を苦しめ、2セットを先取する。しかし第3セットから徐々に相手のペースになり、試合はフルセットに。最後は惜しくも9-11で競り負け、初戦は明大相手に完敗を喫した。
 

◆長崎隆志監督
「(今日は)ムードが良くなかった。(ダブルスは手強い相手に善戦したが)ようやく試合らしい雰囲気になったなと思った。ダブルスからようやく(リーグ戦が)始まったなというのを実感できた。(シングルスの3試合は)淡泊だった。淡泊過ぎた。もっとラリーができないと、リズムは作れない。(今日の収穫は)良紀(水谷)が良かったこと。決めるべきところは決めに行く、繋げるところは繋げるというメリハリあるプレーができていた。良紀はほぼ満点の出来だったと思う。(明日に向け大事なことは)とにかく粘っこくやるということ。今日は全体が集中できてない感じがして、残念な部分が多かった。明日はとにかく切り替えてやってほしいということは伝えた。今日は悪いところが出たので、明日は良い部分が出てくると思っている」

◆松田尚樹主将
「(主将としての始めてのリーグ戦は)チームのために目標を達成しようと色々やってきたので、それを出せるようにしたいと思いながらやった(応援の際には)監督が「絆」と書かれたうちわを持ってきてくれたことで、モチベーションが上がり、励まされた。団体戦なのでチーム力が大事。今日は負けてしまったが、まだまだ試合は続くので、応援の部分でもそれを発揮できたらいいと思う(今日のコンディションは)調子そのものは悪くなかった。しかし、苦手な初戦で自分よりも強い相手と当たって、第1セットを取らなければこの先通用しない、と力んでしまった(明日の目標は)試合で勝っても負けてもチームを盛り上げるようにしたい。最後の1球まで諦めないで頑張ることが勝ちに繋がると思っている(リーグ戦としての目標は)勝ち越しを目標にしてきたので、それを達成できるように、大事な場面で勝っていきたい」

◆水谷良紀
「(今年から1部でのリーグ戦だが)1年半ぶりに1部に復帰したということで気持ちをかけて臨んだ。(昨年の王者、明大との対戦だったが)相手の方が上だと分かっていたので、思い切ってプレーすることを意識した。(前回の大会から2ヶ月が経ち、途中で合宿もあったが)練習してきたことは変わらない。いつも通りやってきた。合宿では、多球練習などを行い、重い球を使って、動く練習などをした。(明日も早大専大などの1部上位と戦うが)実力が上の選手ばかりなので、思い切っていき、1試合ずつ戦っていきたい」

佐藤卓
「(1年半ぶりの1部での試合だが)2部とは雰囲気が違う。周りのレベルが高いのは分かっていたが、重圧を感じた。(昨年の王者、明大が相手だったが)『向かっていこう』という姿勢で臨んだ。向かっていく中にも、勝ちにいく姿勢。しかし、強いと思い込みすぎて、ラリーに持ち込む前に失点する場面が多かった。(今回得られたものは)先月の立川オープンで結果が出るようになったので、今日も同じように結果が出ればいいなと思っていた。第3セットで点が入り、練習してきたことが生きているなと感じた。(今大会までに合宿もあったが)レシーブが苦手なので、重点的に練習した。また、強い相手には早い攻撃が必要になるので、早めの両ハンドで前陣での攻撃や、レシーブ来て4球目で点を決められるように練習した。また、競っている場面で絶対ミスしないよう、多球練習で設定した数だけ得点しないと終われない、といった練習をしたりして、自分を追い込んだ。(明日も強豪相手だが)誰が相手でも辛い展開になると思うので、攻めていきたい」

次戦、対早大戦は5月5日(金)10時30分から、対専大戦は同日15時15分から、それぞれ港区スポーツセンターで行われる。
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