駒大バスケで快勝!13位で関東トーナメントを終える

[男子バスケットボール部]第66回関東大学バスケットボール選手権大会
第66回関東大学バスケットボール選手権大会が5月4日、代々木第二体育館で行われた。結果は以下の通り。


途中出場ながらチームトップの得点を稼いだ澁田=代々木第二体育館で(伊藤大志撮影)


針生はインサイドで存在感を示した


安定したプレーで貢献した大髙


高畑陸ら多くのベンチメンバーが活躍


○駒大 84―70 東京成徳大
(1P 19―13)
(2P 16―11)
(3P 30―19)
(4P 19―27)

【スターティングメンバー】
G 前田祥太(営4)
G 大髙祐哉(営2)
F 石井峻平(G4)
F 渡邉健太(経4)
F 針生信洋(営3)

【スタッツリーダー】
得点 澁田怜音 19
リバウンド 渡邉健太 7
アシスト 渡邉健太 3
     針生信洋 3

関東トーナメントの最終戦は13位をかけての東京成徳大との一戦。開始から駒大の理想とする粘り強いディフェンスからの走るオフェンスが炸裂する。第1ピリオドからリードを奪い、終始危なげない試合運びを披露した。第2ピリオド以降には澁田怜音のシュートが止まらない。1年生ながらチームトップの得点をあげる活躍。ここまで今大会出番のなかったメンバーも出場し、全員で勝利をつかみ取った。ベスト8を目標としていた駒大にとって満足とは言えない13位だが2連勝で有終の美を飾った。

◆白井憲二監督
「(今日を振り返って)やることがぶれないようにという話をしていた。ボールマンにプレッシャーをかけて上の選手からつぶしていくということがようやくできたなというのが総括。(ベンチメンバーも多く出場したが)相手が1センターの4アウトだったので、うちも外4人に対しての4アウトの練習と思い臨んだ。(今大会を振り返って)シュートが入らなかった。オフェンスの技術というよりもディフェンスからの流れの大切さを選手は学んだと思う。秋に向けてはディフェンスを、特に強いチーム相手でも1対1で簡単に負けないようにならなくてはいけない。これからも前田、石井、針生中心のチームになっていく。その中で、だれでも点が取れる、守れるというパターンのバリエーションを増やしていくことがスタッフ陣の秋までの課題。選手には心と体のスタミナをつけるためにさらに厳しい練習を積んでもらいたい。順位に関してはこの13位が高いのか低いのかは秋次第になる。後者といわれるように秋までの残り2~3か月を頑張っていきたい」

◆前田祥太
「(今日は)自分たちのバスケが『最終試合が1番良かった』といえるくらい良くできたと思う。(ベンチメンバーも多く出場したが)今後につながってくると思う。みんな頑張ってくれていい試合ができたと思う。(13位に終わったが)順位には満足していない。ベスト8を目標にしていたので満足は全くできないし、勝っていればもっと格上のチームと戦える機会があったのでもったいなかったと思う。(2連勝で終われたことは)それはよかった。相手が格下ということもあったが、自分たちのバスケを徹底して勝てたということは改めて今後どの方向性でやっていくのかということを示せた。秋につながってくると思う。(秋に向けて)ディフェンスがまだまだできていないし、走れてもいないと思う。走る練習が増えると思う。大変ではあるけれど、全員で頑張っていきたい。インカレを目指していく」

◆針生信洋
「今日はいつものバスケというよりは、コーチに言われたバスケをやろう、ということだった。そのバスケはセンターが下から下までしっかり走れ、というもの。言われたことをしっかりやるということはとても難しいことだと思うが、最初にそれがしっかりできて、相手のセンターもファールアウトができた。言われたことができた、ということは良かった点だと思う。(得点を重ねていたが)そういう作戦であったし、皆もパスを出してくれた。それが得点につながった。(トーナメントを終えて)13位という結果に満足はしていない。目標としていいたのはベスト8以上。それを達成できなかったが、今の駒澤のレベルが13位ということは変わりない。しっかりチームを作って、リーグで勝つことを目標に仕上げていけたらと思う。(今大会で得られたことは)駒澤の中では体が強い方だと思うが、まだまだ井の中の蛙というか、上には上がいることが分かった。皆にも自分が一番と思わずに、まだまだ上がいること教えて、得られたものを還元出来たら良いなと思う。(リーグに向けて)今までのバスケでは勝てないことが分かったので、新生駒澤を見せられるように秘密の猛特訓をしてきます!(笑)」

◆澁田怜音
「(今日は)今日は早い時間帯で試合の出場のチャンスを与えてもらった。今大会を通してディフェンスに重点を置いてやっていたが、今日は相手のポイントガードにプレッシャーをかけることが全然できなかったし、簡単に得点されてしまったのでこれからの課題になる。(途中出場ながらチームトップの得点をあげたが)最初のスリーポイントのタッチはあまりよくなかった。そこからは2点のジャンプシュートに切り替えて打ったら案外悪くなかった。そこから、2,3本連続で入ったところからは積極的に狙っていった。(チームに戦術にはフィットできているか)練習の中で、試合に出ているメンバーと試合形式の練習があまりできていなかった。合わせるというのはまだ難しい。今大会に関してはコンビネーションとかで得点に絡むというよりは、ディフェンスとかを頑張り、ファストブレイクとかで点を取るしかないと思っていた。だから、ディフェンスを意識していたので今日は得点を取った嬉しさより悔しい試合。(新人戦に向けて)1,2年生だけなので今よりもチームを引っ張っていかなければならないと思っている。大学初の公式戦を終えて、強いチームの雰囲気や試合を見れた。そのあたりの強さとか激しさを普段の練習から出していかなければ上位のチームには勝てないと思うので、自分が体現していきたい。(新人戦の目標は)初戦の白鷗大は1部のチームで戦術とかもいいバスケットをしてくる。初戦というのは勝ちにこだわったやっていきたい。ベスト8にとどまらず、ベスト4、優勝を狙えるような練習をしていきたい」

※掲載が遅くなり申し訳ありません


高畑陸ら多くのベンチメンバーが活躍

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