全日学ダブルス予選 3組が本戦出場決める!

[卓球部]平成29年度全日本学生選手権大会・関東予
 平成29年度全日本学生選手権大会・関東予選1日目が、8月8日葛飾区・水元総合スポーツセンターにて行われた。結果は以下の通り。


接戦を勝ちとった島村・杉山遼ペア=葛飾区水元総合スポーツセンターで(玉ノ井宗助撮影)


水谷・二木ペアも、本戦出場を決めた


息の合ったプレーを見せた佐藤・上野ペア(曽根優衣奈撮影)


<男子ダブルス決定戦>
〇島村直道(経4)・杉山遼(国3)3-2瀬川・藤森(法大)

〇水谷良紀(営3)・二木啓太(経2)3-1東・石澤(日大)

佐藤卓央(経3)・上野亨樹(現2)3-1宮本・今井(法大)

●松田尚樹(営4)・玉置怜央(営2)2-3村上・百瀬(日体大)

●三上泰輝(仏4)・向屋敷達也(国2)0-3竹岡・硴塚(早大)

●松山昴樹(地4)・渡部大輝(法4)1-3宇仁田・近藤(国学大)

●藤田匡敏(経4)・林拓海(地2)0-3赤羽・岩本(国学大)

●橋本拓磨(経1)・藤本聖也(現1)0-3片岡・梅崎(筑大)

 
 駒大は全15ペアが出場し、熱戦を繰り広げた。接戦を勝ち抜き本戦出場を決めたのは、島村・杉山遼ペア、水谷・二木ペア、佐藤・上野ペア。本戦ではランク入りを目標に、2か月後に行われる本戦の全日学に臨む。


◆長崎隆志監督
「(3組の本戦出場が決まったが)チームとしては合格点。具体的に何組本戦出場が目標というのはなかった。シングルスが勝負だと考えているので。だが、本当はもう一組くらい予選通過するのが理想だった。藤田・林ペアも良い試合をして決定戦までいったので、チャンスをものにしてほしかったなと思う。(島村・杉山遼ペアは)よく頑張ったと思う。ガッツが前面に出てたから、相手に押しきられずにすんだと思う。(佐藤・上野ペアは)良かった。佐藤は調子悪いなりに台に入れて、上野が決めるというスタイルがよくできていた。(水谷・ 二木ペアは)耐えたという感じ。インカレよりは良くなかったが、予選通過という結果はきちんと残せたので、良かったと思う。(本選の目標は)1ペアはランクに入ってほしい。シングルスは、推薦の上野と合わせて、6人予選通過するのが目標。(今日は)全体的に元気がない。もっと気迫を出していかないと、流れはつかめない。明日は初戦から声を出して気持ちを高めてほしい」

◆島村直道
「(本戦出場を決めて)素直に嬉しい。(今日に向けて)2人で1、2か月前から毎日ダブルスの練習してきて、その結果が出た。(勝因は)2人とも攻めずに回転かけて入れにいったこと。また要所要所でコースをつけたことだと思う。(最後は接戦となったが)受け身にならず、1セット目から今までのセットを思い出し、狙えるところは狙っていった。相手のボールに自分から責められたのは良かった。(本戦での目標は)ベスト16。(明日のシングルスでの目標は)予選通過。今日のダブルスの予選通過が自信になった」

◆杉山遼
「(本戦出場を決めたが)1年時からやってきて、初めての事なので嬉しい。今日に向けて)他のペアより練習してきたので、その結果が出たと思う。(勝因は)いつも負けている時は決めに行くが、今回はタイムアウトも取ったことで落ち着いてできたということ。(最後は接戦となったが)前半アンラッキーなボールが多く、逆に後半ラッキーなボールが多かった。前半で崩れず繋げられて良かった。(本戦での目標は)ベスト16。(明日のシングルスでの目標は)予選通過を目指してやっていきたい」

◆水谷良紀
「(先月のインカレでは)二木と組み、自分たちが思った以上のプレーで全勝できた。自信を持った状態で挑めた。試合の空き時間が長くて、集中力を維持してプレーするのが難しかった。1セット目の入りが良くなかったが勝ててよかった。(決定戦では)台上を狙われていて、展開が良くなかった。レシーブではなるべくボールを長めに打って主導権を握らせないようにしたのと、サーブをしっかり入れることを意識して臨んだ。(個人戦へ向け)何としてでも通過できるように、勝ち進んでいきたい。(全日学へ向け)出るからには、1、2回戦で負けていては意味がないので、メダルを目指して調整していきたい」

◆二木啓太
「どんな形であっても、全日学の本戦へ進出することを目標していた。課題のレシーブを安定させるために、ゲーム形式で練習してきた。(今日は)緊張していて、水谷さんの足を引っ張る形になってしまったが、自分たちのできることをしっかりやって勝つことができた。水谷さんと同じく集中力は切れそうになったが、お互いに声を掛け合って維持することができた。(決定戦で意識したことは)相手も強い大学の選手なので、台上や、サーブレシーブでいかに相手を崩せるかを考えてプレーした。(本戦へ)通過できるチャンスはあるので、そのチャンスをものにできるように、1試合しっかりプレーしたい。(本戦では)1つでも多く勝てるように、水谷さんと協力し合って、今よりも良い形にしていきたい」

佐藤卓
「(今日の調子は)そんなに良くなかった。1試合目から、次第に上がっていった。(今日は)上野の良さを引き出せるように考えて、プレイした。(反省点は)レシーブで攻撃できる技がないので、何か1つ攻撃的な技術が欲しい。(本戦の目標は)ランク入りすること」

◆上野亨樹
「(今日の調子は)良かった。決めるところでしっかり決められた。(今日の作戦は)その場その場で違った。最後の方は自分のミスが多かったので、佐藤さんがコースを狙って打ってくれた。(反省点は)1球失敗すると、ずっとできなくなるので、対応力をつけたい。(決勝の相手は法大だったが)特に意識はしていなかった。一球一球しっかりやるだけだった。(本戦での目標は)ランク入りすること」

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