漆田2ゴール3アシスト!菊池完封!連覇へ快勝発進

[アイススケート部]平成29年度関東大学アイスホッケーリーグ戦2部対横国大戦
平成29年度関東大学アイスホッケーリーグ戦2部対横国大戦が9月3日、ダイドードリンコアイスアリーナで行われた。
結果は以下の通り。


5得点に絡んだ漆田=ダイドードリンコアイスアリーナで(田上佳雅撮影)


先制点を決めた松永(中川達夫撮影)


第3ピリオドはゴールラッシュ。藤本は2得点を記録した(田上佳雅撮影)


相手の反撃はGK菊池(30番)を中心に防いだ(松本果乃子撮影)


駒 大7-0横国
   (1-0)
   (1-0)
   (5-0)

【得点者】()内はアシスト、〔〕内はゲームシチュエーション
第1ピリオド
08:49 [駒] 松永(漆田)〔EQ〕
第2ピリオド
20:34 [駒] 漆田〔EQ〕
第3ピリオド
33:32 [駒] 新田(漆田、渡辺)〔EQ〕
37:10 [駒] 漆田(新田)〔EQ〕
38:43 [駒] 藤本(新田)〔EQ〕
39:53 [駒] 藤本(漆田)〔EQ〕
43:10 [駒] 渡辺(川野)〔EQ〕

昨年3部優勝を果たした横国大との今季初戦。序盤から主導権を握ると、8分49秒、攻めあがってきたDF松永卓也(法4)が押し込み先制する。その後はなかなか決めきれず、また相手の突破に手を焼く場面も見られたが、20分、ターンオーバーからFW漆田椋(政4)が独走。鮮やかに相手GKの肩口を射抜き、待望の追加点を奪う。すると第3ピリオドは連戦で足の止まった相手を速攻で圧倒し5得点。守っては初出場の新入生GK菊池亮介(仏1)を中心に相手の反撃をシャットアウトし、初戦を完封勝ちで飾った。

◆漆田椋主将
「(今日は)1、2年生は初戦ということもあって緊張していた。1、2ピリはちょっと出だしがよくなかったが、3ピリはいい動きになったと思う。(出場経験の少ない選手や初出場の選手のプレーも比較的安定していた印象があるが)練習試合ではもっと走れていたが、今日は緊張のせいかパスミスやレシーブミスが多く、渇を入れる場面が多かった。(初出場のGK菊池選手が完封したが)初公式戦で完封できたことはいいこと。次につながるいい試合になったのではないかと思う。(今日は攻撃も守備も収穫があったのでは)守備はけっこう安定していたと思う。攻撃面では、点を取ったのは全部1セット目だったので、今後は2セット目、3セット目が点を取れるチームになっていければと思う。(自身も2得点だが)まだまだ取れた場面があった。今年は去年以上に点を取り、圧倒的な成績でMVPを勝ち取って2部優勝したい。(押し込む場面の崩しや速攻など攻撃のバリエーションが豊富な印象を受けたが)去年に比べたら少ないと思う。攻めこんでいる中での得点は今日はあまりなかった。ワンチャンスを狙ってカウンターというのが自分たちの攻め。(相手をかわして持ち上がっていく場面も多く見られたが)周りは初心者ばかりなので、点を取りにいくなら自分1人で、というのが多くなるかもしれない。3ピリは他の人たちにもチャンスがいくように積極的にパスをまわした。(今季の意気込みは)目標は2部優勝だが、初心者が主体なので、チーム力の底上げをしっかりして、来年につなげられるようなチーム作りをしたい」

◆松永卓也
「(チーム初ゴールを決めたが)あのゴールは時間帯としても良かったし、チームに勢いをつけられる良いものになったと思う。(秋季初の公式戦だが)チームを見てもまだ緊張している部分はある。これから修正して、それぞれが自分らしくプレーできれば。(自分らしさとは)DFなので、ゴール前で相手に競り負けないようにしつつ、自チームの攻撃につなげられるようなプレー。(合宿で得たものは)体力と全体的なスキルアップ。全ての力が底上げされたと思う。(7-0で大勝したが)あまりスコアは気にしていない。どれだけ点を取ったかで一喜一憂するつもりもないし、これからも試合の内容等を大事にしていきたい。(試合後に話しあったことは)とりあえず、(勝って)おめでとうということと、これからも今日のような気迫溢れるプレーをしていこうとチームが盛り上がっていた。初戦に勝てたからといって図に乗らずに、次の試合までにある練習試合も含めて、やっていきたい」

◆藤本浩成(市4)
「(今日の試合は)毎回試合の入りが悪いところが自分の悪いところで、今回もそうだった。1ピリの入りの悪さを2ピリに引きずってしまい、3ピリでようやく良さが出た。課題としては、入りを良くすること。(秋季初の公式戦だったが)やはり、公式戦ならではの独特の緊張感があって、その緊張を楽しめていなかった。(第3ピリオドでの連続得点は)コーチからミドルドライブを意識するように言われたので、ミドルドライブで攻めていったら、点が取れた。自分がパックを持ってゲール作りをするというより、走っていってパスが受け取れるようにはした。(白星発進したが)今年は2部のどこも強力だが、このチームの得点力で2部優勝を果たしたい」

◆菊池亮介
「(今日は)3ピリに流れが変わった。3ピリからはいい試合になったかなと思う。(初出場だが緊張は)緊張はあった。練習試合では勝てていたが、失点していた。目標は完封だったので、緊張していた。(相手のDF姜がかなり遠めからでも積極的にシュートを打ってきていた。しつこく狙われていた印象があるが)練習試合でそういう場面の失点があったので、狙われると思っていた。注意して止めるようにした。(全体的にパフォーマンスが安定していた印象があるが)直前に合宿があったおかげで調子を上げることができたと思う。(ゴーリーから見て今日の守備は)失点がなかったのでよかった。ただ、失点につながりそうな場面はいくつかあったので、課題は出たと思う。確認して、なくしていきたい。(チームにはゴーリーが1人しかいないが)ゴーリーは僕しかいないので、チームの流れを壊すような気の抜けたプレーをしないように心がけている。(チームの印象は)みんな勝ちたいという気持ちがあって、それがプレーにつながっている。いい雰囲気でできていると思う。(今季の意気込みは)優勝と全試合完封を目指して頑張りたい」

次戦、対東大戦は9月10日(日)20:00からダイドードリンコアイスアリーナで行われる予定。


相手の反撃はGK菊池(30番)を中心に防いだ(松本果乃子撮影)

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