格上・中大にフルセットで善戦するも、惜敗でリーグ開幕

平成29年度秋季関東大学男子1部バレーボールリーグ戦、対中央大戦が9月9日、船橋アリーナにて行われた。結果は以下の通り。


チーム最多20得点の戸嵜=船橋アリーナで(兵頭美紀撮影)


攻撃の要となった齋藤(奥田葉月撮影)


谷平は攻守ともにチームを支えた(石曽根和花撮影)


<スコア>
駒大2-3☆中央大
1set(25-23)
2set(25-18)
3set(22-25)
4set(18-25)
5set(12-15)

<スターティングメンバー>
♯1戸嵜嵩大(経4)
♯7遠藤樹(G3)
♯11谷平拓海(現2)
♯12丸山航(国3)
♯13齋藤浩貴(歴2)
♯23山田大悟(経1)
♯17新田拓己(商2)★
♯27宮崎敬(歴3)★

★はリベロ


<最多得点>
戸嵜嵩大 20得点 {アタック 39本中20本(決定率51.3%)}





 春季2部リーグで優勝し、3季ぶりに1部リーグへ帰ってきた。開幕戦の相手は、春季1部リーグ2位のチーム・中央大。
 第1、2セットは格上相手に引けを取らないどころか、駒大のペースで試合が進む。谷平と齋藤のアタックが多数決まり、チームに流れを引き寄せる。2セットを先取し、勝利に大手がかかった。
 第3セットはシーソーゲームとなり、終盤に展開が一変。相手の攻撃がかみ合い始め、流れを持っていかれてしまう。状況を打開すべく、ピンチサーバーの曽田が投入されるも、そのまま第3セットを取り返される。
 第4セットでは多くの選手を起用し、リズムを立て直そうと試みたが、相手の勢いはやまない。駒大も確実に点を重ねるが、徐々に点差が開きこのセットを落とす。
 戦いは第5セットまでもつれた。大事な局面でキャプテンの戸嵜にボールが集まり、戸嵜がそれに答えるかのようにアタックを決めていく。接戦の末、最後は強豪としての貫禄を見せつけるかのような相手の冴えわたるアタックに打ち負かされ、惜しくも敗戦。



◆戸嵜嵩大(経4)
「(今日のチームは)調子は良かったと思う。序盤から齋藤(浩貴)、谷平(拓海)が第1、2セットにもガンガン決めてくれて、チームを引っぱってくれて良かった。(ご自身は)自分の調子はぼちぼちだった。可もなく不可もなく。しかし、引っぱれなかった感じがあった。(中央大相手に大接戦だったが、第1セット振り返って)第1セットは齋藤と谷平がスパイクで引っぱってくれた面が大きいので、雰囲気も良く、すごい良い内容だったと思う。(第2セットは)第2セットも同じで。(第3、4、5セットを取られてしまったが)普段練習で5セット対策をしてなかったので体力的な問題もあったと思っている。集中力体力的に第3セットから切れ始めた。第5セットの最後で盛り返したのだが、もうときすでに遅かった。(格上相手に通用した自分たちのプレーはあったか)やはり今年から自分たちのチームはレフトの攻撃を早くしようという考えになってたのだが、第1、2セットに(相手が)全然ついてこれてなかったのでその点が強みになったと思う。(勝敗がかかった場面で自身にボールがまわってくることが多かったと思うがどんな気持ちで挑んでいたか)終盤は自分に持って来いという感じだった。(東海大戦の意気込みは)去年(2016年春季)、中央大にフルセットで負けてから引きずって入替戦にいってしまった。今回はこれをプラスに捉えて、明日以降、東海やほかの強い大学と当たっていくが、全部勝っていきたい」

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