春季リーグ1部王者・東海大にフルセットの末惜しくも敗れる

平成29年度秋季関東大学男子1部バレーボールリーグ戦、対東海大戦が9月10日、船橋アリーナにて行われた。結果は以下の通り。


最多得点でチームを鼓舞し続けた戸嵜キャプテン=船橋アリーナで(奥田葉月撮影)


王者相手に豪快に攻めた齋藤


第3、4セットでは確かに流れを掴み1部でも存在感を見せた駒大


<スコア>
●駒大2-3東海大
1set(23-25)
2set(16-25)
3set(25-17)
4set(25-21)
5set(11-15)

<スターティングメンバー>
♯1戸嵜嵩大(経4)
♯7遠藤樹(G3)
♯11谷平拓海(現2)
♯12丸山航(国3)
♯13齋藤浩貴(歴2)
♯23山田大悟(経1)
♯17新田拓己(商2)★
♯27宮崎敬(歴3)★

★はリベロ


<最多得点>
戸嵜嵩大 29得点 {アタック 47本中29本(決定率61.7%)}





 春季1部リーグ2位の中央大相手にフルセットの惜敗から一夜、春の王者・東海大との対戦を迎えた。
第1セットはスタートから戸嵜のアタックが決まり、春季リーグ1部王者を相手に強気の攻めを見せる。前日に引き続き齋藤、谷平が積極的な攻めでチームを流れにのせ、互角の戦いを繰り広げたが惜しくも23-25でこのセットを落とした。

続く第2セットでは東海大が流れをつかみ反撃を許さず。ここで駒大は橋本直幸(政2)がコートへ。左利きから放たれる強力なアタック、サーブで対抗するも相手の勢いは止まない。森田凌雅(営1)、曽田一也(社2)らも投入し食らいつくが16-25で敗れた。

2セット先取を許し、後がなくなった第3セット。
齋藤のアタック、サービスエースが冴え渡り、流れは再び駒大へ。谷崎、谷平、戸嵜も果敢に攻めて圧倒、「攻めきろう」というチームメイトの声に応えると最後は戸嵜のサービスエースでこのセットをうばった。

第4セットは第3セットの良い流れをそのままに、戸嵜、齋藤、谷平に加えて1年生の谷崎も臆することなく攻め続けた。最後は戸嵜のアタックでこのセットも奪い、勝負は最終第5セットへ。

わずかな連携のズレが生まれるも宮崎が見事にカバー。最終セットも冷静に臨んでいたリベロが得点につなげ、スタートから3点先取。流れを引き寄せたかに思われたが東海大の猛攻がはじまる。
新井雄大(東海大)と戸嵜の激しいアタックの応酬が続いたが、王者が意地を見せつけると最後は11-15で敗れた。

 

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