全国のレベルを感じた。無念の1回戦敗退

[柔道部]平成29年度全日本学生柔道体重別選手権大会
平成29年度全日本学生柔道体重別選手権大会が、9月30日~1日にかけて、日本武道館で行われた。結果は以下の通り。


積極的に攻めた大井=日本武道館で(山本文隆撮影)


寝技も狙ったが、決まり切らなかった


男子100㎏級
●大井陽平ー吉野(鹿屋体育大)○

駒大で唯一の出場者となる大井は、1回戦第5試合試合に出場。序盤から勢いよく攻め込み、技ありを取る。勢いそのままに、一気に勝利を狙う。しかし、その勢いを相手が押し返し、中盤で技ありを取られてしまう。互角となった終盤、攻撃に出たものの、相手の方が一枚上手だった。1回戦敗退。全国の強さを思い知った形になった。

◆佐藤昌栄監督
「(今日の大井の調子は)本人の調子は悪くなかったと思う。ただ、ポカをした。最後に焦ってしまった。こっちが技ありを先にとったが、取りかえされて、焦って最後に勝負に行ってしまった。あと1年残っているので、その辺を修正して来年も頑張ってもらいたいと思う。(来年の目標は)個人戦の最終的な目標は、公徳杯出場。それが最低ライン。その上で、3位以上に入って欲しい。(今後の大井選手に求めることは)今日の試合を見る限り、点を取る技は持っている。後は、ズルさを覚えて欲しい。(今後の柔道部に求めることは)全体的に底上げが必要。今は、全国には出場できるが、1回戦で危ないレベルなので」

◆大井陽平
「(今日の調子は)悪くなかった。だが、全国大会ということもあって、ちょっと緊張はあった。(先に技ありをとったが)逆に動く技も考えていたが、相手の足もかかっていた。最後は足をかけて投げられたので、自分の考えは間違っていなかった。自分のペースでやっていけば、通用はするんだと分かった。(全国に出てみて)1回戦の相手も強かったが、東京はレベルが高い。その東京で勝って全国に出られたので、レベルとしては大差がなかった。それが来年への自信に繋がった。(今後気をつけるところは)今日は、お互いポイントを取った同士で、焦って技をかけにいって負けてしまった。その試合運びを、もっと自分のペースでやっていけるようにしたい。(今後の目標は)今年は個人で全国に出られたので、来年も個人、団体共に全国に出て、しっかりベスト8以上に入っていけるようにしたい」

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