スタートから流れを掴めず…日大に敗戦

平成29年度秋季関東大学男子1部バレーボールリーグ戦、対日本大戦が10月1日、小田原アリーナにて行われた。結果は以下の通り。


残る2戦の勝利を誓った戸嵜=小田原アリーナで(元井可奈子撮影)


チームを攻撃で支えた齋藤



<スコア>
駒大1-3日大☆
1set(16-25)
2set(25-22)
3set(19-25)
4set(20-25



前日の順大戦で4試合ぶりの勝利をおさめた駒大。
第9日目は春季リーグ7位の日本大学と対戦した。

第1セットは日大の先制からスタート。戸嵜がすぐに決め返すも、相手の勢いに圧倒され点差が開いていく。11-21まで引き離され、流れを変えたい駒大はここで曽田がサービスエースを決める。齋藤・谷平・山田らもアタックを決め、反撃を試みたが16-25でこのセットを落とした。


続く第2セット。戸嵜・齋藤・谷平の活躍が光り、流れを引き戻す駒大。
中でも「基本サーブがビハインドのときだったので、簡単には負けていられないという強い気持ちを持って打っていた」と語った齋藤は2連続でサービスエースを決めるなどチームの反撃の要となった。
相手も追い上げを見せ21-21で並ぶも、山田のアタック、千葉のサービスエース、遠藤のコースをつく攻撃で一気に点差をひろげ24-21に。最後は戸嵜がアタックを決め、第2セットを奪った。


第3セットは山田の先制でスタート。好調の齋藤が得点を重ねるが、日大も粘り強く食らいついてくる。流れを掴みきれなかった駒大はゲームが進むにつれてまた相手の勢いにおされはじめ、自分たちのプレー出し切れず。19-25で第3セットを落とした。


勝負を決めた第4セット。齋藤のアタックで先制し、戸嵜・谷平も鮮やかな攻撃を見せる。序盤は駒大ペースでゲームが進みフルセットまで持ち込むかに思われたが、勝負を決めたい日大の猛追にあう。20-20で並ばれ、ここから3点連取されるもここで相手のサーブミスが出る。しかし日大の勢いは途切れず。20-25でこのセットを失い、セットカウント1-3で敗れた。



◆戸嵜嵩大(経4)
「(今日自身の調子は)飛べてはいたと思うが、プレーに活きてなかった。調子はあまり良くなかったと思う。(全体は)第一にブロックが機能してなかったが、齋藤はサーブもスパイクも調子が良くて、谷平もいつもコンスタントに良かった。しかし、チーム全体の状況はあまり良くなかった。(今日のゲームを振り返って)1セット序盤の入りからが良くなくて、1セットをそのまま取られてしまった。2セット目は自分達が先に先攻できたから勝てたが、3セット目も1セットと同じように取られてしまった。4セット目は最後に自分が決めきれなくて負けてしまったため、反省している。(次戦に向けて)あと2試合勝てば5勝になり、順位が変わってくるため、残り2戦は負けられない」


◆齋藤浩貴
「(今日のゲームを振り返って)自分たちのゲームができず相手の雰囲気にのまれてしまった。良い形で1セット目を終えることができなかったので、それが響いて負けてしまった。(相手のサーブによるやりづらさは)自分はキャッチはしていなくて、ジャッジをする人だが見ていてやりづらそうだなという思いはあった。(ご自身はサービスエースを決めていたが)基本サーブがビハインドのときだったので、簡単には負けていられないという強い気持ちを持って打っていた。それが点数につながったのかなと思う。(次戦に向けて)また一から駒大バレーをしっかり見直して、1週間時間があるのでしっかりみんなのコンディションであったりチームのコンディションを整えていく。あと2戦全て勝って順位をひとつでもあげられたらと思う」

*掲載が遅れましたことをお詫び申し上げます。

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