試合の流れを掴めず 悔しい敗戦で勝点を逃す

[準硬式野球部]東都大学準硬式野球秋季リーグ2部対國學大3回戦
東都大学準硬式野球秋季リーグ2部対國學大戦3回戦が10月3日、新座総合運動公園野球場で行われた。結果とメンバー(駒大のみ)は以下の通り。


チーム初得点を挙げる田中=新座市総合運動公園野球場で(富岡亮弥撮影)


田中の先制打で生還した山下


山名は4試合ぶりにマルチ安打を記録


5回から登板し好投した渡邉



國學大 030 220 000=7
駒 大  000 110 010=3

      打安点
(4)山 名 520    
(8)山 下 411
(3)岩 崎 300
(2)田 中 421
(D)中川賢 411
(9)長谷川 410
(5)加 園 200
H5西 原 200
(6)浅 井 310
 H小林海 100
(7)谷 口 310
 H岡 本 100
    計 3693


     回  打安責 奪三振 四死球
●小林正 4   2285  4   3
  渡 邉 5  1932  2   1
       計41117  6   4

 先発の小林正人(法3)は、初回を抑えるも2回2死から四球で走者を出した後に相手打線に捕まり先制点を含む3点を献上してしまう。その後も打ち込まれ序盤に大量リードを許す苦しい展開になった。打線は序盤から得点の好機を作るものの、点を奪うまでには至らず。4回に田中辰郎(商3)が先制打を放ち、5回には8番浅井勇紀(市3)から3連続安打で追加点を奪うも後続が続かず1点のみ。5回から渡邉直輝(市3)が登板し、守備から試合の流れを作る好投を見せたが、打線の奮起には繋がらず、試合を通して安打が続かなかった。

◆山下 翔主将(経3)
「(勝てば勝点が取れる試合だったが振り返って)5点差をつけられたというのがかなり響いた。あとはミスが繋がったことが悪い、ツーアウトからフォアボールだとか。前回そういう戦い方をしていたら負けるよ、という話をしていてそれが出てしまった。それが全て。(國學大は昨日、青学大と試合をして2連戦で今日の試合を戦ったが)疲れているかどうかはわからないが、昨日勝った勢いそのままで今日の試合に入ったと思う。そういう意味では凄く気持ちは乗っていたと思う。(今日の相手の先発は1戦目に苦しめられた左投手だったが)前回の試合では途中から投げていて、変化球を狙って打っていった。今回は向こうがそれを修正してストレートをかなり有効に使っていた。試合の途中から左バッターは打席の一番後ろに立つと、変化球が見やすいということに気づいて、それをみんなに共有していて、それもあってヒットが出て得点はできたが、その後に2点目3点目と繋がらなかった。(後半からは相手を抑えて守備で良いリズムを作っていたがそれが攻撃に繋がらなかった)それはもったいなかった。取られた点はしょうがない、と試合中は思うしかないので・・・。振り返ってみると序盤の7点は取られるべくして取られたという感じ。(自力優勝の可能性がほぼ無くなってしまった中でこれからどう戦っていきたいか)勝てば勝つほど引退は伸びる。逆に言うと今最下位が見えている。せっかく3部から上がってきて1つでも上の順位で終わりたいので、目の前の一戦をしっかり戦っていきたい。(10/10の青学大戦まで一週間あくが、その間は何をしていきたいか)しっかり練習するのと、心の持ちようが大事だと思っていて、優勝がなくなったからって手を抜くことは絶対にしない。ここで自分たちが上のチームに勝っていくほどリーグ戦の行方がわからなくなっていく。目の前の一戦に勝てるように、少しでも優勝の望みがあるうちは戦っていく。(意気込みを)今日負けてしまったが、まだリーグ戦は終わっていない。しっかり最後まで全力で全員で戦っていきたい。」

◆渡邉 直輝(市3)
「(今日の試合を振り返って)序盤に失点が大きくなってしまったのが、流れとしても悪いものになってこっちに持っていけなかったというのが敗因。(今日勝てば勝点2となり、優勝にも大きく近づくという一戦だったが)チームとしても何としてでも勝つ、ということだけを言って望んでいたので、絶対に勝つという気持ちだけだった。(2失点はしたが、今日の試合も守備から良い流れを作る好投を見せた。自分の投球を振り返って)いつも通り投げていて、今日は思ったよりも変化球が低めに収まっていたので、それなりに抑えることができた。(投球の中で意識したこと)今日は審判が辛かった印象があったので、ボールと言われるような辛いところに投げるのではなく、打たせるピッチングを心掛けていた。(新しく変えたところなど)前の試合に比べると球速を落としてコントロールを意識して投げた。(10/10の青学大戦に向けてチームとしてどうしていきたいか)チームとしてはその試合までにモチベーションの維持や、身体のケアをして仕上げていくことをやっていく。同時にピッチャーは試合でしっかり投げられるように準備をしていきたい。(自力優勝の可能性がほとんど無くなってしまった中でどう戦っていきたいか)負けてしまったものはしょうがないので、これからは這い上がるのみ。元々優勝を目指してやっていて、それが消えてしまったというのは残念だが、へこんでも意味が無いのでどんどん上に向かっていく感じでやっていきたい。(意気込みを)試合の後半でやっぱり、投手力もそうだがチームとして底力が必要だと思うので、みんなで協力して頑張っていきたい。」


※次戦、対青学大戦は10月10日(火)9:45より府中市民球場にて行われる予定。

府中市民球場へのアクセス
 JR武蔵野線 「北府中駅」下車 徒歩5分
京王線 「府中駅」 下車 徒歩7分
京王バス (東芝前・総合医療センター経由)
国立駅行き市民球場前 下車1分


5回から登板し好投した渡邉

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