力及ばず...中大に痛い敗戦

第93回関東大学バスケットボールリーグ戦が10月14日、日本体育大学世田谷キャンパスで行われた。結果は以下の通り。


1年生ながらチーム1得点を稼いだ澁田=日本体育大学世田谷キャンパスで(高橋美里撮影)


針生は積極的に声を出してチームを鼓舞した


4Qでチームの中心として活躍した佐々木


にこやかになる場面も


●駒大 61-97 中大○
(1P 7-19)
(2P 12-32)
(3P 29-14)
(4P 13-32)

【スターティングメンバー】
PG 前田祥太 (営4)
PF 渡邉健太 (経4)
F 石井峻平 (G4)
F 針生信洋 (営3)
PG 大髙祐哉 (営2)

【スタッツリーダー】
得点 澁田怜音 19
針生信洋 18
リバウンド 針生信洋 10
アシスト 大髙裕哉 4

駒大は渡邉のシュートで幸先の良いスタートを切るも、そこからリングに嫌われなかなか点数が伸びず。第2ピリオドに入ると針生のインサイドプレー、前田のスリーポイントが炸裂したが中大の勢いを止めることができない。大量得点を許し、前半を32点差で終える。
第3ピリオド、ようやく駒大バスケを取り戻し、反撃開始。澁田のスリーポイントが3連続で決まり会場を沸かせた。針生、澁田を中心に点を伸ばし29得点稼いだ。
第4ピリオドは佐々木を中心に喰らいつくも、中大の勢いを止められず。終始リードを許したまま中大に敗戦した。


◆針生信洋
「(今日の調子は)悪くはなかった。(良かったところは)しっかりとゴール下でプレーができたところ。(悪かったところは)中大は走るチームということで警戒していたのにも関わらず、走られてしまった。(中大は勝率的に格上だったが)臆することなく戦っていこうという風に入っていったが、最初から気持ちの面で負けていた。(積極的にチーム全体に声をかけていたが)途中4年生3人がアウトしてしまって、自分が1番上級生の立場になったので、いつもより積極的に声を出した。練習中から自分が1番声を出しているので、試合中でも変わらず声を出していかなければならない。みんなが落ち込んでいる中で声を出せる選手が強いと思うので意識はしている。(次の日体大戦に向けて)井上さん、須田さん、石垣さんなど控えメンバーの4年生がたくさんいて、後輩も応援してくれているので、そういった気持ちを背負ってがんばりたい。日体大は前回勝っているが、気持ちを浮つかせることなく気を引き締めていきたい。」


◆澁田怜音
「(今日の調子は)前半はチームとしても個人としても良くなかった。得点が19点でとても低く差が広がっていた。後半はもう何も失うものがなかったのでとにかくシュートを打って良い意味で開き直れたプレーができた。(スリーポイントが3連続で入ったときは)点差が開いていて誰かがシュートを打たなければならなかったので、積極的にシュートを打てた。2本連続入った時点で自分が打とうと決めて、ガードの大髙さんに『パスをください』と言ってスリーポイントを打った。(悪かったところ)出だしが特にダメだった。試合の出だしだけでなく、4回あるクォーターの出だしもしっかりと大事にしていきたい。(中大は勝率的に格上だったが)中大は強いチームだが、駒大が勝てる部分はいくつかあって、その勝てる部分でやっていこうと思っていた。しかし中大の方が勝てる部分が多かったのでこういう結果になったと思う。(改善点は)個人の1対1の強さが足りていないと思う。残り4試合、1対1対の部分を特に突き詰めていきたい。(次の日体大戦に向けて)日体大は強いチームで、中大とも良い試合をしていたので、今日みたいに苦しい試合になると思う。明日は各クォーターの出だしからしっかりとして、個人としては積極的にシュートを打っていきたい。」

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