キック1本の差で惜敗…残り3戦へ立て直しを誓う

2017年度関東学生アメリカンフットボールリーグ第4節対東海大戦が10月22日富士通スタジアム川崎で行われた。結果は以下の通り。


タックルを受ける#24末廣=富士通スタジアム川崎で(奥野凌河撮影)


#5松田もさまざまな攻撃を展開(写真右)



●駒大6-7東海大
1Q(0‐7)
2Q(0-0)
3Q(6-0)
4Q(0-0)


台風の接近に伴う激しい雨の中で行われた第4節対東海大戦。
東海大のキックからスタートした第1クォーターは7得点の先制を許す展開。第2クォーターでは#24末廣が相手ディフェンスを引きずって果敢に攻める場面もあったものの、目立ったゲインはなく0-7で前半が終了する。
後半開始の第3クォーター、38ヤード地点で攻撃権が移ると、一気に10ヤード進み28ヤード地点へ。#5松田から#86勝俣へのパスプレーが見事に決まりタッチダウン成功。しかし#21田中のキックは外れ、6点獲得にとどまる。
その後東海大にカウンタープレーを許し、一気に詰められるなど危ない場面もあったが、ディフェンス陣が奮闘。オフェンスも#24末廣、#5松田を中心に反撃を試みるも得点ならず。
わずか1点差でこの試合を落とした。




◆新倉晴彦監督(43)
「(今日の試合を振り返って)天候も天候なのでノースコアゲームで、なかなか点の取れないチームなので、接戦になることは全然予測していた。ディフェンスがとめられるので、点さえ取れればというところだった。(オフェンスは)キッキングに関しては精度が上がってきていないというのと、オフェンスは相変わらず点が取れない。(ディフェンスは)予想していたよりはゲインされたていた。最初のシリーズにオフェンスが1プレー目でインターセプトされ、その後簡単に取られてしまって、1本長いパスもきまってしまった。集中力というか、普段の練習の過ごし方が試合には反映するのでそういうところかなと思う。(残り3戦に向けて)今回国士大に勝ったし、団子状態の実力。メンタルがあるほうが勝つ。いつもオフェンスがミスしてインターセプトされたりするので、もう少しボールを大事に扱いながら、取れる時に確実に取るということをしないときついかなと思う」


◆五十嵐元輝(営4)
「(今日の試合を振り返って)前回と同じで二点差だったので、この二週間甘い部分があったのかなと感じた。東海大学は二週間しっかりやって、うちがやりきれなかった部分をできていた。(守備は7点で抑えられていたが)目標が0点で今日も0点で抑えていれば勝てていた。一本ならいいやという甘えが少しでもあったからこの結果になった。0点で抑えることを徹底していくことを目標にしていく。(0点で抑えられなかった要因は)最初、相手の攻撃で浮足立っていた。雨の影響もあって、いつもと違うコンディションで対応しきれなかった。(強い雨の中でのプレーは)変えないようにはしているが、体が動かないことやオフェンスがいつもと違うことをするのはある。(キャプテンとして今日の一戦は)もう終わってしまったことだから切り替えて、残りの三戦で落とさずに取れればまだ上の入れ替え戦の可能性はある。今日の試合をただの負けにしないよう次に繋げていく。(これから何をしていくか)二週間あるから何がダメだったのかを具体的に全部出して、もう一回初心に戻ってできることを考える。(次の試合の目標は)ディフェンスは0点。オフェンスは取れるだけ取る。それこそ毎回タッチダウンを取る気持ちでやっていく」

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