課題残るも、男女ともに全日本へ

第43回東日本学生体操競技選手権大会が5月16、17日に栃木県体育館で行われ、駒大からは男子団体と女子団体が出場した。男子は去年1部昇格を果たし、すでに全日本インカレへの出場権を持っており、女子は2部で1位というの成績を残し、全日本インカレへの出場を決めた。


全日本への意気込みを語った(左から)森、高橋=栃木県体育館で(埜村翔平撮影)

果は以下の通り(上位3位と駒大のみ)


≪男子団体≫

男子団体は、序盤からチームの雰囲気を作れず、調子が上がらない。平行棒、鉄棒、あん馬では落下など大きなミスが目立ち得点が伸び悩む。チームキャプテンの高橋良旗(商4)や菅沼遼平(G2)が健闘するも、全体のミスをカバーしきれず、19チーム中10位という全日本インカレへ課題の残る結果となった。

1位日体大 
2位順大 
3位日大 
10位駒大

※1部校は出場すれば全日本インカレの出場権を得る


≪女子団体≫

1位日体大
2位筑大
3位東女体大
7位駒大(2部校では1位)

※全12チーム。2部校は上位4校までが全日本の出場権を得る


◆竹田幸夫監督
「男子は、序盤から調子が上がんないで大きいミスが目立った。練習不足が露呈して、本番までにつめられなかった。女子はすごくよかった。先日のグループ選手権の失敗を修正して、気持ちの入った演技が見れた」

◆高橋良旗チームキャプテン
「今日はよくなかった。誰かのミスを全員でカバーすることが大事なんだけど、それができなかった。チームを引っ張る立場として、雰囲気作りを心がけたけどそれも難しかった。次からはチームのみんなに勝つことに貪欲になってほしいという気持ちを伝えたい。全日本インカレでは、8位入賞を目指したい」

◆森諒子主将
「気持ちの入った演技を見せれた。練習のときからすごい雰囲気がよくて、最後の平均台がボロボロだったけど、段違い平行棒とかでカバーできた。個人的には、キャプテンとして今回は堂々とした態度でチームを引っ張れたし、演技もノーミスでびっくりした。全日本インカレでは、プレッシャーに押しつぶされないように鍛えて、1部昇格を狙いたい」


なお、日本学生体操競技選手権大会は8月20日~8月22日の間、前橋アリーナで行われる予定。




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