大接戦の末、惜しくも優勝ならず

[男子バレーボール部]平成21年天皇杯皇后杯全日本6人制バレーボール選手権大会都予選大会
平成21年天皇杯皇后杯全日本6人制バレーボール選手権大会都予選大会・トーナメント・3回・決勝戦東京電機大学付属高等学校体育館で行なわれた。
3回戦は、1セット目序盤から本多のスパイクが決まるなど、6連続ポイントを挙げる。


最多得点を挙げた阿部=東京電機大学付属高等学校体育館で(酒井辰弘撮影)


大きな活躍を見せた本多

その後も着実に得点を重ねセットを取る。続く2セット目も開始から勢いに乗り得点差を広げる。中盤ミスが重なり追い上げられるが、終盤攻撃陣がスパイクを次々と決め、相手を引き離して勝利し、決勝進出を決めた。
同日の決勝では、1セット目序盤から相手に連続して攻撃を決められ、最大5点差にまで引き離される。中盤阿部のクイックスパイクなどで追い上げるが、及ばずセットを落とす。続く2セット目、開始からスパイクの打ち合いとなり終盤まで接戦が続く。デュースに持ち込むが1点をものにできず、優勝を逃がした。

【3回戦】
☆駒大2-0東京海上日動
1st(25-20)
2st(25-15)

【決勝戦
駒大0-2法大☆
1st(23-25)
2st(27-29)

◆スターティングメンバー
L#11駒橋良幸(営2)
L#27本多 駿(法1)
R#29林 逸平(地1)
S#8与那嶺勇磨(政2)
C#4阿部浩士(営2)
C#9一戸良介(法2)
リ#19根津真也(歴2)

鈴木淳平監督
「(相手の)エースもいなかったし、そんなに(力の)差はなかった。東日本に比べれば良くできた。内容的には良い戦いでしたけど僅差の所を勝てるようにならないといけない。(2日間通して)選手みんな良かったと思う。プレーはしっかりやってもらいたいし、3・4年生がいるからって遠慮してやるんじゃなくて力を充分に発揮して欲しい」

◆根津真也
「(今日は)結構みんな動けてて良かった。最初離れてたけど追いついて、そういう力はあるんだなって思ったから、スタートからいけるようにしたい。(接戦だったが)ここまできたらって思って上げた。特に緊張はしなくて、楽しくできた。来週の東京都大会は、今日と昨日を活かして今週使って修正したい」

◆駒橋良幸
「今日はチーム全体としては良かった。個人的にも昨日に比べればブロックも見えてたしよかった。ゲームキャプテンは最初やるとは思わなかったけどやるからにはチームをしっかり引っ張って、1年生にも積極的に話しかけるようにした。決勝の原因はつまらないミスが多かったこと。でも雰囲気は良かった。個人的な課題はサーブ・レシーブ」

阿部浩
「楽しかった。調子も別に普通だと思う。でもサーブは確かに外す気はしなかった。(2セット目終盤のブロックは)ドンピシャだった。確実に決まった。(決勝は)法政は粘り強い。駒大も悪くはなかったけど出だしが悪かった。(課題は)出だしの悪さ。粘ってきてはいるからあとは個人の能力をまとめられるようにしたい。都大会は優勝します」

◆本多駿
「(今日は)今までと違うポジションだったから緊張した。ブロックの上からスパイクを打つようにした。反省点はサーブミス。(接戦だったが)やっぱり勝ちたかった。成長したとこは、チームにいろいろ言えるようになったとこ。先輩にも『こういうトス上げてほしい』とか言えるようになった。(課題は)東京都大会で(攻撃を)決められるようにする」


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