追い上げ及ばず、優勝逃す

[硬式野球部]仏教系四大学野球大会決勝 対立正大学
 第43回仏教系四大学野球大会が8月21日、龍谷大学瀬田校舎 野球場で行われた。結果と出場メンバー(駒大のみ)は以下の通り。


公式戦初登板で落ち着いた投球を見せる井口=龍谷大学瀬田校舎野球場で(袴田麻友撮影)



駒 大 000 000 110 2
立正大 000 030 00× 3


      打安点
(8)小 林 400
(4)柴 田 210
PH白崎浩 100
PR嘉 数 000
 4 林  000
(6) 岡  300
(3)笠 間 420
(7)谷 口 311
DH椎 葉 410
(9)佐野逸 400
(5)増 本 311
(2)大下聖 100
PH赤 木 000
 2上村新 200
     計3162

二塁打=椎葉

       回 打安責
●加 茂 5  2043
 井 口 11/3 620
 小 倉 02/3 200
 白崎勇 1  300

3点を追う7回。1死から椎葉謙(法4)が右翼線二塁打で出塁すると、その後一、三塁とし、増本憲治(社2)のスクイズで1点を返す。8回にも3安打で1点を追加し、あと1点差まで追い上げるが相手の継投に交わされ逆転には至らなかった。
先発・加茂勇作(国3)は5回に被安打3、守備の乱れが重なるなどで3失点。4回まで順調に抑えていたが、唯一失点したイニングで決勝点を許してしまった。

◆小椋正博監督
「加茂の先発はローテーション通り。他の投手も順番に投げさせた。加茂は9回まで行く予定だったが。(林、上村新とレギュラー2人を外したが)下を育てる、上を休ませるという意味で。2人とも素晴らしい内容だったが、柴田は練習のノックだけではなく、実戦でもっと勉強していかないと。(チームの仕上がりは)今日の試合だけではまだわからない。開幕までもう少し日があるので、これから」

◆椎葉謙
「(今日の試合は)勝てれば…悔しい。リーグ戦までに課題を克服していきたい。(今日の反省は)個人的には1打席目がつまって、進塁させられず最低限の役割を果たせなかった。ランナーを進められるように考えて狙うバッティングをしたい。(チームの課題は)相手の投手に応じてどういう球を狙っていくか、どう打っていくか。(7回の打席は)もっと早く打って先発に楽させられたらよかった。(チームも)全員が打てるわけじゃないから、調子のいい人につなげられるように自分たちで流れを作って、楽に試合が進められたらいい。(秋季リーグに)結果が大事。1部に上がって、来年は後輩に神宮でやってほしい」

◆加茂勇作
「(今日の調子は)よくなかった。けど、低めに投げるのを最近は意識している。"打たせて取る"というテーマで投げているからその延長線で三振を取れたら。球数は少なめにして長く投げれるように。(今夏、強化している所は)走り込み。もう上級生だし自覚をもってやらないと。まだまだだめ。(配球の)勉強しないと。(秋季リーグは)2部に落ちてから3季目なので、最後に4年生と神宮でやりたい。個人の事よりも、チームに貢献できるように、信頼される投手に(なりたい)。そして1部に上がりたい」

◆井口拓皓(経1)
「(公式戦初登板で)緊張はしなかった。監督や先輩達に思いきり投げろ、と言われたので。(今日は思いきり)投げられたような…微妙です。でもいい経験にはなった。(各回の先頭打者に安打を打たれ)楽になった。気持ちが荒れたとかは特になくて、アウトカウントを稼いでいこうと。(秋は)先輩達の負担を少しでも軽くできるように、ちょっとでも投げれれば」

<最終順位>
優勝 立正大
2位 駒 大
3位 愛院大
4位 龍谷

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