主将健闘するも、2部降格

[体操競技部]第63回全日本学生体操競技選手権大会
 第63回全日本学生体操競技選手権大会男子団体、個人戦が8月21日群馬県総合スポーツセンターで行われた。結果は以下の通り(上位3位と駒大のみ)。


ゆかで力強い演技をする高橋=群馬県総合スポーツセンターで(小出宏行撮影)


《男子団体》
ゆかと跳馬では他大学と均衡に争い、あん馬では高橋と浅野が奮闘を見せる。しかし、つり輪など他の種目で得点を伸ばすことができない。結果、全12チーム中最下位果に終わり、1年間で1部から2部へ戻ることとなった。

1位 日体大
2位 順大
3位 日大
12位 駒大

団体戦メンバー>
高橋良旗(商4)
梶間 慶(商3)
浅野成也(営2)
藤巻立樹(法2)
菅沼良平(G2)
松藤崇博(経1)

◆三幣晴三総監督
「(団体)は男女ともに決定的なミスがあった。それぞれゆかとつり輪。最後でミスをしてしまうつめの甘さがでてしまった。男子はゆかと跳馬が特に良かった。高橋が主将として引っ張って、演技も一番だった。昨日の女子は、ゆか以外はパーフェクトに近い。その分悔しい。うちは若いチームなので、これからにも期待できるだろう」

◆高橋良旗
「(今日を終えて)大学最後だったんだな、という気持ち。チームとしてはミスが重なったがやれることはやった。(4年間を振り返って)自分の中でやり残すことのないように1年生のころからやりきった。主将として1年間は前主将、副主将を信頼していたので自分がその立場になって大変だった。日々プレッシャーも感じ、辛いこともあった。監督やコーチは本当に協力的に応援してくれて感謝している。チームメンバーの4年生は自分だけなので気持ちよく送り出そうとしてくれたのが伝わってありがたかった。みんなの応援も聞こえた。ありがとうという気持ちでいっぱい」

◆梶間 慶
「2部に降格してしまったのは本当に悔しい。この経験を忘れずに来年へつなげたい。(ゆかの競技が好調だったが)うまくできていた、あん馬も得意だったが失敗してしまった。(今後の抱負は)4年が引退して、今度は自分たちの代になる。キャプテンを任されることになったので、責任をもって引っ張っていくつもり。絶対に1部に戻ってくる」

なお、22日は同会場で女子個人戦決勝が行なわれる。

【会場へのアクセス】
①JR新前橋駅から東口バス乗り場
≪県総合スポーツセンター≫終点下車 徒歩1分
②JR前橋駅から北口バスターミナル1番乗り場 
渋川駅行き又は小児医療センター行きで関根停留所≫下車、徒歩約4分

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