林田、濱崎、OB清水が決勝へ!

[ボクシング部]トキめき新潟国体・成年男子ボクシング競技4日目
 トキめき新潟国体・成年男子ボクシング競技4日目が10月5日(月)、新潟県加茂市勤労者体育センターで行われた。結果は以下の通り。


OB大賀と激戦を繰り広げる林田(左)=加茂市勤労者体育センターで(橋本圭史撮影)


リベンジを果たし決勝に進出した濱崎


大学最後の国体で3位表彰を受ける石原


ライトフライ級
林田太郎(経2)○RSC●大賀寛倫(ビル代行)

【ライト級】
清水聡(自体校)○ポイント●野本大貴(熊本)

【ライトウェルタ-級】
越川孝紀(経1)●ポイント○川内将嗣(佐賀)

ウェルター級】
石原広大(地4)●ポイント○平野義幸(新潟)

【ミドル級】
濱崎良太(仏1)○ポイント●尹成得(東京)

※RSCとはレフリーストップコンテストの略

 新旧駒大生対決となったライトフライ級・林田、大賀は序盤から林田がボディーを効果的に使い試合を有利に進める。終盤、大賀のガードが下がりだしたところに林田の右ストレートがヒットしダウン。その後も攻め立てた林田が勝利した。ウェルター級・石原は得意とするアウトボクシングに徹するが、得点打に欠け準決勝で敗退となった。ミドル級・濱崎は終始相手と打ち合い、重いパンチでポイントを積み重ねた濱崎が試合を制した。
 明日は、ライトフライ級・林田、ライト級・清水、ミドル級・濱崎の3名が決勝へ進出する。また、OB大賀は国体出場10回を記念して表彰された。

◆熊本道之コーチ
「林田はボディーブローが低かった。リードブローも少なかった。まあ明日の決勝は言われているところを直せば大丈夫だろう。大賀は、らしさが出ていた。立派な試合だった。清水は打ったあとの距離が悪かった。越川はよかった。100点満点。あとは細かい技術を磨けばまだまだ強くなる。石原はパンチが軽かった。採点方式に泣かされた。当たってる数は一緒だった。濱崎は全力が出し切れてない。もつれてるときに積極的に動けないところが課題。明日は怖がらずに、積極的に仕掛けられるかどうかだ」

◆林田太郎
「相手は先輩だけど、何が何でも倒したかった。でも食らいついてきて、やりづらくて倒しにくかった。顔のブロックがうまいので、腹を狙った。大賀さんとやってやはり強いなと実感した。決勝の相手は高校の国体で勝ってるが、相手もあの頃のままではないと思う。でも叩き潰してやります」

大賀寛
「ダウン取られたパンチは、効いた感覚はなかった。タイミングがよかったからかな。ポイント離されてた感じもなかった。左ボディは若干効いてたくらい。復帰して2ヶ月で調整したから体力がなかった。今度林田とやるときは、決勝で!」

清水聡
「(1階級上の)ライト級に間違えてエントリーして、キレのある動きができない。パワー負けしたりする。今日の相手は全日本合宿で一緒だったりしたので、手の内はわかっていた。明日の決勝は、強い相手なので判定で勝てればと。決勝に進む駒大の後輩に負けじと頑張ります」

◆越川孝紀
「今日の試合前は精神的には良かった。あとは技術が追いついてないので練習を頑張りたい。相手は距離感がうまかった。優勝を狙ってたので3位という結果は悔しい。今後は川内さんを倒して世界を目指したい」

◆石原広大
「今日の出来はよかった。相手は国際大会に出てるからヤバいと思ってたが、いざやってみるとそんなに相手との距離は遠くないなと感じた。3位という結果は大満足。パワーもスピードも無くてもボクシングはできる事を証明できて良かった。(3位という結果については)悲しいけど、これ戦争なのよね」

◆濱崎良太
「リベンジできました。2回負けている相手なので気持ちはいつも以上。昨日の反省と判定のトラウマがあるので、1Rからガンガンいった。ダウンをとったのは右のストレート。今日勝ったけど、気を抜かず今日以上に。明日は新潟の選手が相手で、アウェーだからこそ判定にもっていかず1R、2Rで決めたい」

■会場アクセス
加茂市勤労者体育センター
JR信州本線「加茂」駅よりバス10分

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