ランク入りはダブルス1組に留まる

[卓球部]第76回全日本学生選手権3日目
 第76回全日本学生選手権3日目が10月10日(土)、横浜文化体育館で行われた。結果は以下の通り。


ランク入りするも、4強に進出できず浮かない表情の高羽、盛田組=横浜市文化体育館で(橋本圭史撮影)


苦しみながらも、フルセットまで持ち込む桑原勝


最後まで、豪快なプレーを続ける桑原勇


<男子ダブルス準々決勝>
●高羽卓哉(営2)、盛田曜介(政2)0―3花村、厳組(大正大)

<男子シングルス2回戦>
○高羽3―1松原(東洋大)●
●渡井伯和(経3)0―3荒木(広島大)○
●吉田広平(政3)2-3御内(早大)○
○桑原勝人(法4)3―1梶原(関大)●
○橋爪克弥(営2)3―0田代(筑波大)●
●細野裕人(法3)2-3瀬山(中大)○
○桑原勇希(営4)3―1小笠原(埼工大)●

<男子シングルス3回戦>
●高羽0―3水谷(明大)○
●桑原勝2―3会田(大正大)○
●橋爪2―3手塚(日体大)○
●桑原勇2―3金森(新潟大)○

 男子ダブルス準々決勝、4強を目指す高羽、盛田組は大正大の花村、厳組と対戦。試合を優位に進めたいところだったが、連続失点が響き劣勢に立たされる。その後も要所でミスが目立ち、波に乗れないまま敗北。7月に行われた関東学生選手権に続く8強で今大会を終えた。

男子シングルス3回戦、昨年の大会でランク入りしてる桑原勝と前主将の桑原勇が登場。桑原勝は先に2セットを落とす苦しい展開も、最終セットまで持ち込む意地を見せる。しかし、最後は相手の勢いに押し切られ敗れた。桑原勇は最初のセットを簡単に奪うが、粘る相手を振り切ることが出来ずフルセットまでもつれる。結局、5セット目も悪い流れを断ち切ることが出来ず敗戦。好成績を収めてきた2人の4年生の最終試合となった。

◆富岡成一監督
「ダブルス(高羽、盛田組)は4強に入るチャンスだった。もったいなかったけど、ランク入りしたし合格だと思う。シングルスは2、3年生にもっと頑張ってもらわないと」

◆桑原勇希
「一人で崩れてしまった。(トーナメントが)おいしい場所だったから残念。後輩たちはいい試合もあったし、上にいく力はある。(4年間を振り返って)努力しても、精神面の弱さで力を出し切れなかった。1年生と、最後の春リーグ以外は悔いが残る。いろんな人たちにお世話になったけど、それを結果で返すことができなかったのが残念。渡井は、一人で仕事を背負いすぎないようにしながら頑張って欲しい」

◆桑原勝人
「今日の試合は何とも言えない。悔いが残らないと言ったら嘘になるけど、やることはやったんで。(4年間を振り返って)OBの方や色々な人に応援してもらったけど、期待を裏切ってしまい申し訳ない。駒大にはランク入り出来る選手が何人もいる。絶対チャンスはあると思うんで、諦めないで何とか頑張って欲しい」

◆高羽卓哉
「調子はいい。今日のダブルスは緊張というより、朝が早くて体が動かなかった。(シングルス)水谷との試合はもう少し何かできた。(今回の課題)自分で打っていくのはいいと思うけど、返された時が課題。それをこれから練習していきたい」

◆盛田曜介
「今大会中、調子は最悪だった。完全に調整不足。パートナーに悪い事をしてしまった。最低限の8強に入れたけど、今日の勝てる試合を落として悔しい」

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