追い上げ実らず、2部残留決定

[硬式野球部]東都大学野球2部秋季リーグ対国士大3回戦
 東都大学野球2部秋季リーグ対国士大3回戦が、10月16日神宮第2球場で行われた。結果とメンバー(駒大のみ)は以下の通り。


3回、満塁本塁打を浴び、うつむく海田=神宮第2球場で(袴田麻友撮影)


笠間の適時打でホームへ還る赤木(菊池美紀撮影)


国士大 100 401 000 6
駒 大 001 100 200 4

      打安点
(8)佐野逸 410
(7)4赤木 410
(3)笠 間 311
(9)山 本 312
(6) 岡  410
DH山 下 200
HD椎 葉 210
(2)上村新 411
(4) 林  200
H7民 法 100
H7谷 口 100
(5)増 本 310
PH三 戸 100
5 白崎浩 000
     計3484

二塁打=山本
本塁打=上村新

     回   打安責
●海 田 31/3 1764
 白崎勇 42/3 1941
 加 茂 1   400

 初回、先発・海田智行(経4)が先頭打者に左越本塁打を浴び、先制される。3回に2死から赤木義英(営3)が内野安打と相手失策で二塁まで進むと、笠間将裕(商3)の左前適時打で同点に追いつく。しかし、4回に味方失策から危機を広げ、左越満塁本塁打を放たれ点差が広がる。その裏、上村 新(営3)の左越本塁打で1点を返す。2番手・白崎勇気(営2)が6回に再び満塁の場面を招き、暴投から1点を献上。7回には山本祐大(法3)の右前2点適時二塁打で2点差に迫る追い上げを見せるが、1本及ばず。入替戦への望みをかけたカードを落とした。

◆小椋正博監督
「ミスが出た。試合にエラーはつきもの。その後挽回しなきゃ。(海田は)結果だから…言っても仕方ない。野手もお互い様。(白崎勇は)落ち着いて投げればいいんじゃないかな。(今日は)互いに負けられない試合だったからね。(駒大の1部復帰は)もうないから。次に向けてきちんとしたことをする。いい加減では相手に失礼だから」

◆林 裕也主将(経4)
「(今日は)惜しかった。(海田の)球はよかったんで、悔しい。(白崎勇の暴投は)取られちゃいけないところだったけど…(集中を)切らさずに投げていけ、と。(入替戦がなくなったが)1部復帰という目標があったからここまでやってこれた。悔いはない。最後までしっかり。やってきたことを出して、気を抜かないようにやる」

◆海田智行
「完全に僕のせいなんで、本当に申し訳ない。(先頭打者の本塁打は)バッテリーの配球ミス。調子自体悪くなかったが、そういう時こそ気をつけないとって毎回思っていたが…(満塁本塁打打たれた球は)まっすぐ、真ん中。甘くなった。自分さえ打たれなければ。情けない。(次戦は)向こうは必死でくるんでこっちも必死にしっかりやりたい」

◆上村 新
「悔しい…。(本塁打は)4点取られたあとだったので追いつかないといけないと思っていた。(海田は)初回に打たれてしまって…あれは自分の責任。(満塁本塁打は)打たれたのはもう仕方がないし、落ち込んでも試合は続くので、切り替えようと。(次は)上はなくなったけど、最後まで一生懸命にしっかりやる。今までで最高のプレーをする」

◆笠間将裕
「(今日は)先制されて、4点差だったんで、1点ずつやってたが、エラーの絡んだ点は取り返せないと思った。(適時打の球は)チェンジアップ。特別な思いはなく、思いっきり、がむしゃらに(打った)。抜けてくれ、と思った。(調子は)良くもなく悪くもなく。(勝ち点を落とし)優勝はなくなったんで、(次戦は)切り替えていく」

なお、次戦・専大1回戦は10月26日(月)に10:00から神宮第2球場で行われる予定。

■神宮第2球場へのアクセス
JR中央線「信濃町」駅、「千駄ヶ谷」駅から徒歩15分
地下鉄銀座線「外苑前」駅から徒歩5分
大江戸線「国立競技場」駅A2出口から徒歩10分

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