全日本初日、3名が初戦敗退

[ボクシング部]第79回全日本アマチュアボクシング選手権大会・1日目
 第79回全日本アマチュアボクシング選手権大会・1日目が11月19日、鴨川市総合運動施設文化体育館にて行われた。結果は以下の通り。


初の全日本出場も、試合を落とし悔しがる小山=鴨川市総合運動施設文化体育館で(橋本圭史撮影)


相手のプッシングに苦しむ越川



ライトフライ級
大賀寛倫(H15年卒、現ビル代行)●ポイント○柏崎刀翔(日大)

【ライト級】
小山大貴(仏3)●ポイント○野本大貴(日大)

ライトウェルター級
越川孝紀(経1)●ポイント○高橋雄大(日大)


 ライトフライ級・OB大賀は、序盤は左リードを巧みに使い、うまくパンチをヒットさせていく。積極的に手数を出すが、なかなか有効打を奪えず、初戦敗退となった。全日本初出場のライト級・小山は、静かな立ち上がりで、互いに相手の出方をうかがう。だが、打ち終わりにパンチ合わせられ強打をもらってしまう。3Rに相手を追い、積極的に攻めるが盛り返すことができなかった。ルーキーのライトウェルター級・越川は、序盤から相手の手数の多さに圧倒されてしまう。相手の密着しての攻撃に苦しみ、本来の力を発揮することなく敗戦を喫した。


◆熊本道之コーチ
「(越川の試合について)相手がプッシングしてるのにレフリーの注意が少なかった。それをさばけない越川もダメ。サイドきったり、バックステップでさばかないと」

大賀寛
「1ラウンドは相手の右にあわせられてよかった。2ラウンド、3ラウンドは体力がもたない。あともう一回12月に社会人の大会があるんで、それで優勝して有終の美を飾りたい」

◆小山大貴
「相手は去年のリーグ戦で戦ったことがあった。そのときはポイント負けして今度こそはと思っていたが、相手の方が一枚も二枚も上手だった。積極的に行きたかったが、消極的になってしまって…悔いの残る試合だった。来年からは自分らの代になる。先輩が残した結果を汚さないように、そしてその後の代にも繋がるように、頑張りたい」

◆越川孝紀
「(今日の試合は)接近戦はきついというか、反則とれないかなって気を抜いてしまった。今日は0点。でも調子は悪くなかった。熊本コーチからポイントはワンツーを打ってとれって言われてたけど、それが打てなかった」


※プッシング・・・相手を押すという反則行為。

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