小笠原のサヨナラ打で勝率5割復帰!

[準硬式野球部]東都大学準硬式野球春季リーグ3部対筑波大1回戦
 東都大学準硬式野球春季リーグ3部対筑波大1回戦が5月6日、庄和球場で行われた。結果とメンバー(駒大のみ)は以下の通り。


サヨナラ打を放ち、手荒い祝福を受ける小笠原=庄和球場で(山田遼太郎撮影)


8回の同点打を含む2安打を放った山本泰


今季最長の5回を投げ抜いた牧内


筑波大 200 005 010 8
駒 大 202 000 221x 9

      打安点
(2)鹿 嶋 512
(6)大 越 300
(9)小笠原 422
(3)高 木 322
PR丸 田 000
3 小 野 000
(5)黒 川 421
(8)石 田 400
(4)山本泰 422
DH大 塚 200
RD山本佑 000
HD梶 野 000
(7)高 橋 200
     計3199

▽ニ塁打=鹿嶋

     回   打安責
 牧 内 5 0/3 2054
○ 蔀  4    1754

 序盤に4点を奪い優位に試合を展開するが、6回に試合が大きく動く。ここまで初回の2失点のみに抑えてきた先発・牧内剛史(営3)が招いた無死一、三塁のピンチ。ここで救援した蔀隆彰(経3)が踏ん張れず5点を失う。しかし、7回に2点を奪うと、8回には山本泰明(市2)が中前に2点適時打を放ち同点。さらに迎えた9回、1死三塁の場面で小笠原日高(営3)の中前適時打が飛び出しサヨナラ勝ち。勝率を5割に戻した。

◆長谷川和夫監督
「勝てたことは大きい。ただ、試合内容は選手たちも納得してないと思う。(投手陣は)四死球や暴投でピンチを招き、失投で打たれるパターン。そこを何とか修正したい。(6回は)頭から蔀でも良かったと思うけどね。あの場面は2点で抑えて欲しかった。(打撃陣は)もう少し考えてバッティングをして欲しい。あと、走塁ミスでチャンスを潰している。ここも修正が必要。(次は)3部は勝率で勝負だから、1つの負けが非常に痛い。もう勝つだけ」

◆小野文矢主将(商3)
「(最後は)小笠原が打ってくれると思ってた。今日は打つべき人が打てたんで良かった。(打順の変更は)鹿嶋の出塁率が良いんでトップにした。初回に出塁して欲しかったけど、7回のチャンスでちゃんと打ってくれたんで良かったと思う。(牧内は)今までで1番良かった。まだ無駄な四死球が多いし、元々野手なんで調整とか慣れてないと思うけど、着実に成長してると思う。(次は)もう負けられないんで、勝つだけ」

◆小笠原日高
「(最後の打席は)真っすぐ。打てる気しかしなかった。打った瞬間もらったって。(1回の適時打は)初回にマズい守備をしたから何とか打ちたかった。(厳しい試合だったが)6回に5点取られて負けたと思ったけどね。勝ててホッとしている。(次は)優勝するには2、3敗までだと思ってるんで、もう負けられない」

◆牧内剛史
「なるべく長く投げることを意識してマウンドに上がった。蔀が待機してるんで気楽に投げれるのもあるし、今日は変化球が決まった。今まででは1番良かったと思う。(6回途中の降板は)ヒットと四球でランナーを出したんで、ベンチの判断に従った。(勝利の瞬間は)勝てて良かったって。(次は)次も行けるところまで行きたい」

◆山本泰明
「(最後は)小笠原さんが決めてくれると思ってた。(8回の同点打は)真っすぐ。気持ち良かった。蔀さんが頑張ってたし、自分が打つしかない、ここで打ちたいって思いながら打席に入った。(2安打は)久しぶりのスタメンだったんで思い切り振った。その結果だと思う。(次は)本当に勝つしかないんで絶対に勝つ」

 なお、次戦・対法政二部1回戦は5月8日、9:30から川越初雁球場で行われる予定。

■球場アクセス
・JR埼京線東武東上線川越駅」または西武新宿線本川越駅」から、バス「神明町車庫」、「東松山駅」、「八幡団地」、「城西高校」行き乗車、「札の辻」下車から徒歩10分。

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