昨年の再現ならず、完敗

[ボクシング部]第63回関東大学ボクシング1部リーグ対東農大戦
 第63回関東大学ボクシング1部リーグ対東農大戦が6月12日、後楽園ホールで行われた。結果は以下の通り。


チームで唯一勝利した林田=後楽園ホールで(田名部泰喜撮影)


駒 大1―8東農大☆
【LF】林田太郎(経3)○ポイント●華井玄樹
【F】野原敬太(営3)●ポイント○豊田 大
【B】小倉賢士(経4)●ポイント○重田 誠
【B】薦田賢治(法3)●RSC○青木貞頼
【L】小山大貴(仏4)●ポイント○杉田大祐
【L】中村晋也(経4)●KO○成松大介
【LW】越川孝紀(経2)●ポイント○吉野修一郎
【W】谷崎和人(営4)●失格○山田崇人
【M】濱崎良太(禅2)●ポイント○藤田孝洋

※RSCとはレフェリー・ストップ・コンテストの略

 ライトフライ級・林田は1Rは慎重に攻めるが、2R以降は強烈なパンチを的確に決めていく。最後まで相手を寄せ付けず勝利する。その後3試合連続で試合を落とし迎えたライト級・小山は序盤こそ互角に打ち合うが、徐々に相手の強烈な右ストレートなどで圧倒され試合を落とす。負けるとチームの敗戦が決まるライト級・中村は序盤から相手の打撃に対応できず、最後は強烈な右ストレートでKO負け。昨年大金星を挙げた東農大に力の差を見せつけられ、リーグ戦2敗目を喫した。


◆平田文博監督
「気持ちで負けてる。試合以前の問題。このところ選手たちの私生活に問題があり、棄権も考えていた。小倉は日頃の練習を頑張っているので使った。野原は負けたけど、良かった。今後の戦力になる。全て後手後手に回っているが、次回は勝ちを取りにいく」

◆熊本道之コーチ
「いい試合だけではだめ、番狂わせでもだめ、勝つ試合こそが本当にいい試合。(去年の東農大戦は)自分のボクシング人生最大の奇跡だった。一生懸命にボクシングをするのがアマチュアボクシングの良いところ。次の日体大戦は是非勝ちたい」

◆小山田裕二コーチ
「全員が持っているものを出し切れなかった。そのため勝ち試合に負けてしまった。それは現在、力がない証拠。ボクシングは個人戦なので、チーム一丸となる必要がある。次回は良い試合だったと言ってもらえるよう練習していく」

◆小山大貴主将
「林田が勝って、フライからバンタムまで負けてたから、(連敗を)ストップさせたかった。次戦はとにかく自分のボクシングをして、情けない試合をしないようにしたい。相手が誰だろうと力を出し切りたい」

◆林田太郎
「(この前の)日大戦は、初回からパンチをもらってたから、初回は慎重だった。今回はリズムを作ってやっていけた。今までリスクを考えないで、前に出てたけど、今回は慎重に戦った。幅を増やせた点は満足。(次戦の)日体戦は、絶対に負けられない。油断しないで臨みたい」

■会場へのアクセス
JR中央線・総武線 都営三田線 水道橋駅下車 徒歩1分
大江戸線 春日駅下車 徒歩5分
丸ノ内線南北線下車 後楽園駅下車 徒歩1分

<関東大学ボクシングリーグ日程>
6月26日 対日体大 後楽園ホール
7月10日 対拓大 後楽園ホール

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