久々の公式戦も白星飾れず

 第29回東日本バレーボール大学選手権大会、対早大戦が6月17日(木)、駒沢屋内球技場で行われた。
 1セット目は序盤からミスが目立ち失点。


安定したレシーブを見せる佐々井=駒沢屋内球技場で(妹尾美奈子撮影)


スパイクで流れを作ったセッター金子


チームを盛り上げた添田バックアタック

終盤、佐々井のブロックなどで連続得点し追い上げるもセットを落とす。続く2セット目もミスからの4連続失点で流れを掴むことができず落とす。後がない3セット目、劣勢が続くなか佐々井、添田の4年生コンビがサービスエースバックアタックでゲームを引っ張り、得点差を縮めるも及ばず、1回戦敗退となった。

駒 大0―3早大
1set(19―25)
2set(19―25)
3set(21―25)

◆スターティングメンバー
L#21須藤直弥(営2)
R#1佐々井優志(法4)
R#18小田嶋大貴(営1)
S#20金子 隼(現1)
C#23寺村遼太郎(経2)
C#26橋本卓也(商2)
リ#24城田直也(法1)

鈴木淳平監督
「今日の試合は一言で言うと、精神的なもろさが出てしまった。今まで早稲田には圧倒的に負けていたが、今日はスコア的には多少はよくなったと思う。公式戦11連敗は悔しい。(今後は)チームの実力がついて白星を上げるまで希望を持ってやっていきたい。今がベストなメンバーかはまだ分からないが、状況はいい方向に向かっている。メンバー同士が競争力を鍛えられるようにしていきたい」

◆佐々井優志(主将)
「(東日本インカレは)上半期の集大成として臨んだけどこういう結果で悔しい。暑かったから調子はそんなによくなかった。(サーブレシーブは)カットする人がいないからしてるけど、返らないからダメ。(3セット目は)添田が入って雰囲気変わった。(現段階での課題は)全部。夏でチームをまとめて勝てるチームを作りたい」

添田竜雅
「(調子は)良かった。(2セット目からの出場だが)チーム内は皆下向いてて声出てなかったので、自分が上げていこうと思った。後輩にポジションを取られてしまっているのはやっぱり悔しいから、取り替えして誰にも文句を言わせないように頑張りたい。優志は安定感を求められているけど、自分はチームに勢いを与えていくようなプレーをしたい」

◆金子 隼
「(今日の試合は)1年生だから、盛り上げていこうと思った。(途中スパイクを決めていたが)あれは奇跡です。4年生が攻めろと言っていたから強気でいった。(春季リーグから改善できた点は)個人プレーではなく、全員バレーが出来た。(夏の目標は)チームとしては、秋リーグがあるから、2部から1部昇格を目指したい。個人としては、3人セッターがいるから自分は攻撃的にいけるようにしたい」

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