投打で奮闘!2部復帰に王手

[準硬式野球部]東都大学準硬式野球春季リーグ2部3部入替戦
 東都大学準硬式野球春季リーグ2部3部入替戦、対東農大1回戦が6月17日、八王子市民球場で行われた。結果とメンバー(駒大のみ)は以下の通り。


貴重な勝ち越し打を放つ梶野=八王子市民球場で(矢萩祥恵撮影)


6回まで被安打1に抑えた牧内


無死満塁のピンチを脱した蔀(山田遼太郎撮影)


東農大 100 000 100 2
駒 大 100 301 31× 9

      打安点
(2)鹿 嶋 512
(6)大 越 420
4 山本佑 000
(9)小笠原 310
9 高 橋 000
(3)高 木 500
(5)黒 川 531
(8)石 田 421
(4)山本泰 310
H6小 野 100
DH梶 野 423
HD道 場 100
(7)植 松 322
     計38149

▽ニ塁打=小笠原

     回   打安責
○牧 内 60/3 2642
  蔀  3   1020

 初回に2つの暴投で先制を許した先発・牧内剛史(営3)だが、要所を締め試合を作る。打線は4回、1死一、二塁から重盗を決め好機を広げると、梶野大樹(経3)が左前2点適時打を放ち勝ち越し。さらに1点を追加し、6回にも梶野が打点を挙げリードを4点とする。しかし、6回まで被安打1に抑えていた牧内が7回に1点を失うと共に、無死満塁のピンチを招く。ここで救援した蔀隆彰(経3)が三振と併殺打に仕留めると、直後の攻撃で3点を追加。試合を決め、2部復帰に王手をかけた。

◆長谷川和夫監督
「特に心配はしてなかったけど、大事な初戦を取れたことは大きい。梶野は大きいのを狙わないでランナーを返す打撃ができている。牧内も経験を積んでピッチャーらしくなってきた。全体の課題はミス。無駄な得点を与えている。今日も0点で抑えられたと思う。(次戦は)足踏みしないで、明日で決めたい」

◆小野文矢主将(商3)
「エラーやヒットがでなくて内容は良くなかった。(打撃は)球速に慣れていなくて芯に当たっていなかった。そんな中でも最後にトントンと点が取れたのはよかった。粘りが出たかな。勢いがあったわけではなかったけど、足を使って、掻き乱す攻め方ができるって分かったことは意義がある。(次戦は)このままトントンといきたいので、いつも通り普通にやれば勝てる」

◆梶野大樹
「雨が多くて、間が空いてしまったので不安だったけど、結果が残せてよかった。(勝ち越し打は)ランナーを還すことを考えてて、犠打でもいいと思って、楽な気持ちでいった。楽な気持ちでいけるようになったことが結果につながったと思う。前は結果を残そうってばかりだったから。楽に思い切って、力を抜いて打てて、結果が残せた。よかった。(次戦は)流れにのっていきたい」

◆牧内剛史
「雨で練習ができていなくて、感覚を最後まで取り戻しきれなかった。(相手打線には)長打を打たれる気はしなかったんで、ストライクを入れることだけを考えていた。(7回は)1本目の安打で流れが変わって崩れた。でも蔀の調整もあるから7回まで投げれたらいいかなと思っていたんで、後ろにいるから気は楽だった。(次戦は)2戦で決めたい。投げれたら絶対に抑えるって気持ちでいく」

◆蔀 隆彰
「(7回は)迫られてて嫌な雰囲気があったけど、それを断ち切れて良かった。先頭打者から三振を奪って気が楽になった。併殺はたまたま。(相手は)負けるとは思わなかった。うちは4番が打てなくても他がカバーできるが、向こうにはそれがない。(調子は)雨で久しぶりの試合だったから、感覚をつかむのが難しかった。(次戦は)長くやるつもりはない。明日で決める」

 なお次戦、2部3部入替戦、対東農大2回戦は6月18日、13:00から上柚木球場で行われる予定。

■球場アクセス
京王相模原線「南大沢」駅から徒歩20分、または京王バス北野駅」、「八王子駅南口」行き乗車、「陸上競技場前」下車から徒歩3分

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