ルーキーが奮闘し、連敗脱出!

[ボクシング部]第63回関東大学ボクシング1部リーグ対日体大
 第63回関東大学ボクシング1部リーグ対日体大戦が6月26日、後楽園ホールで行われた。結果は以下の通り。


2度のダウンを奪い、大学初勝利を挙げた漆原=後楽園ホールで(平田由香撮影)


飛田はわずかな差でポイント勝ち


序盤から確実にポイントを取り、勝利した渡部


☆駒 大7―2日体大
【LF】楠 朱貴(歴3)○ポイント●滝川 潤
【F】林田太郎(経3)○ポイント●草之瀬慎弥
【B】渡部哲也(経1)○ポイント●豊田淳樹
【B】飛田貴大(経1)○ポイント●山下公介
【L】関口和宏(社4)●RSC○出端雅光
【L】小山大貴(仏4)○ポイント●根本幸大
【LW】越川孝紀(経2)○棄権●富高 信
【W】漆原 祥(法1)○RSC●下水流 怜
【M】濱崎良太(禅2)●RSC○林 健太郎

※RSCとはレフェリー・ストップ・コンテストの略

 バンタム級・渡部は距離をとりながら右ストレートなどでポイントを取り、デビュー戦で勝利を挙げる。同じくデビュー戦となった、バンタム級・飛田は序盤から相手と打ち合いになる。最後までもつれる展開となるが、わずかな差でポイント勝ちを収める。ウェルター級・漆原は2Rに右ストレートでダウンを奪うと、3Rにも連打でダウンを奪いRSC勝ち。ルーキー3人が大学初勝利を挙げ、チームは連敗ストップ。快勝でリーグ戦2勝目を飾った。

◆平田文博監督
「今日は予定通り。2部から上がってきたばかりの日体には負けられなかった。漆原は先輩相手に緊張していたが、渡部、飛田が本当によく頑張ってくれた。(次戦は)どうなるかわからないが、頑張るだけ。ここまで来た以上Aクラス入り目指したい」

◆熊本道之コーチ
バンタム級の2人は2週間やったスパーリングで勝ち抜いたから使った。渡部は手数がもっとあれば100点。漆原は1Rは60点。練習でやってたことをやろうとしてた。(次戦は)良い試合をしてほしい。気持ちで逃げたりしないで、次につながる、成長するような試合をしてほしい」

◆小山大貴主将
「(今日は)相手を倒すとか考えないで臨んだが、逆に考え過ぎてしまった。(1年生は)みんな良い試合をしていた。他の1年生にも良い刺激になったと思う。(次戦は)集大成になるんで、悔いが残らないようにやれることだけをやる」

◆漆原 祥
「(今日は)頭の中で自分のやりたいボクシングをイメージしすぎて手数が少なくなってしまった。(初勝利は)嬉しい。でも内容が良くなかった。(次戦は)沢山練習をして、自分の持ち味がしっかり出せるような試合がしたい」

◆飛田貴大
「(初勝利は)嬉しい。(今日は)調子は良くて、1Rは自分の動きができたと思う。2、3は動けなかった。特に3Rはバテて全然できなかった。(次戦は)自分で納得のできるようなもっといい試合がしたい」

◆渡部哲也
「勝てて良かった。緊張して手数が少なくなってしまった。左に回り込めなくてあまり良い試合ではなかった。自分が(1年生の中で)1番最初の試合で勝って、みんなも勝てて良かった。(次戦は)もし出れるなら頑張りたい」

■会場へのアクセス
JR中央線・総武線 都営三田線 水道橋駅下車 徒歩1分
大江戸線 春日駅下車 徒歩5分
丸ノ内線南北線下車 後楽園駅下車 徒歩1分

<関東大学ボクシングリーグ日程>
7月10日 対拓大 後楽園ホール

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