カウンターに対処できず…大敗を喫す

[サッカー部]第84回関東大学サッカーリーグ戦・第14節慶應大学戦
 第84回関東大学サッカーリーグ戦・第14節慶應大学戦が9月20日、NACK5スタジアム大宮で行われた。結果とメンバー(駒大のみ)は以下の通り。


試合終了後、うつむいたままピッチを去る金主将(写真右)ら=NACK5スタジアム大宮で(白瀬忠意撮影)


PKを決め、叫ぶ金久保


1対1で粘り強いディフェンスを見せた林堂


駒大1―3慶大☆
 (1―1)
 (0―2)
【得点者】()はアシスト
20分:[慶]藤田(黄)
63分:[駒]金久保(PK)
83分:[慶]黄(山浦)
90+3分:[慶]日高(深澤)
【メンバー】
GK岡 大生[4]
DF酒井隆介[4]、林堂 眞[3]、山崎紘吉[3]、濱田 宙[3]
MF金 正也[4]、碓井鉄平[1]、金久保 彩[4]、田中信也[4](→75分大塚涼太[4])
FW棗 佑喜[4](→86分肝付将臣[3])、山本大貴[1](→64分湯澤洋介[2])
【SUB】
GK井指隆範[4]
DF砂川太志[3]
MF宮城雅史[2]
MF佐光 塁[4]
※[ ]内数字は学年

 慶大の速いパス回しに林堂・濱田を中心に対応するが、前半20分に一瞬のスキを突かれ先制を許す。先制され攻守のリズムが乱れたまま前半を折り返すが、後半は本来のロングボール主体の攻撃がつながり始める。63分に棗がPKを獲得し、金久保が落ち着いて決め試合を振り出しに戻すと、湯澤を投入し攻撃の活性化を図る。しかしその後、攻め上がったところでカウンターから次々と攻め込まれ2失点。負けられない試合で、3―1という痛恨の大敗を喫した。

◆秋田浩一監督
「勝負どころで思うようなプレーができなかった。それと相手の(ボールを)回しながらスペースを作ってくることを選手たちは我慢できなかった。先制され、2点取らなくてはいけない状況の中でまた取られてしまった。2点目を取られたのが(痛かった)。(次節へ)もう負けられない戦いになってしまった。トーナメント戦の気持ちでやっていく」

◆金 正也主将(政4)
「試合前にメンタルの部分が重要だという話をされたが、全員が一つの方向に向かうという一体感がなく、チームとしてのまとまりが欠けていた。よかったところはなかった。(次節へ)試合に出る出ない関係なしに、全員がもっと意識を持って駒大サッカーをやるだけ、勝つしかない。最後はメンタルの問題。しっかりとやって試合に臨みたい」

金久保彩(経4)
「(かみ合わない攻撃は)予測・準備・動きだしの中で一人一人の意識が足りなかったというのと、駒大のサッカーを徹底することが出来なかったのが原因だと思う。(PKについて)これを決めないと流れにも乗れないので、取れて良かった。(次節へ)今日明治が負け、勝たないといけなかった。次の試合も負けられないので全力でやるしかない」

◆林堂 眞(現3)
「(敗因は)うちのサッカーで一番大切な勝ちたいという気持ちが足りなかったこと。(相手の)細かいパス回しに対して、全員が耐えるという姿勢が足りなく、粘るディフェンスができなかった。サイドをえぐられる形が多かったので、周りをもっと見て対応しなければならない。(次節へ)本当に後がない。インカレ出るためにも、1つ1つ勝ちたい」

◆濱田 宙(経3)
「相手が横にパスを繋いで最後縦に速いボールを入れてくる時に、前を向かせないように、自由にやらせないようにすればいいという考えで守備はした。激しい守備とオーバーラップは自分の持ち味なので全面に出した。(次節へ)絶対負けられない試合でこんな結果になってしまったので、優勝は厳しいが、最後まであきらめないで戦うしかない」

 なお、次戦第15節・対神奈川大学戦は9月26日、13:50から平塚競技場で行われる。

■会場へのアクセス
・JR「平塚」駅北口よりバス10番線に乗車、「総合公園」下車、徒歩5分
・JR「平塚」駅北口よりバス7番線に乗車、「共済病院・総合公園西」下車、徒歩10分

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