優勝常連校の厚い壁崩せず連敗

[卓球部]秋季関東学生リーグ1部・明大戦
 秋季関東学生リーグ1部・明大戦が9月22日、代々木第二体育館で行われた。結果は以下の通り。


敗れはしたが、積極的に攻め続けた渡邉=代々木第二体育館で(草場早稀撮影)


駒 大0―4明 大☆
●加藤悠二(商1)0―3軽部○
●渡邉 賢(法2)2―3遠藤○
●松尾卓磨(地1)0―3根田○
●渡井伯和(経4)、橋爪克弥(営3)組0―3池田、軽部組○

 リーグ5戦目は秋季5連覇中の明大と対戦。加藤悠は全日学ランカーを相手に、1セット目こそデュースまで持ち込んだが、それを落として以降は完敗してしまう。続く渡邉は昨日の勢いそのままに攻め、試合はフルセットへ。しかし、中盤からの連続失点が響き惜敗。3番手はリーグ戦初出場の松尾。1セット目の序盤はリードを築いたが、その後は相手に主導権を握られ敗退した。最後のダブルスは、全日本2位のペアが繰り出す多彩なコースに翻弄され、ストレート負け。早大戦に続き、強豪の実力を見せ付けられる結果となった。

◆富岡成一監督
「もっとドカッとやられると思ってたから、まだ前向きな結果。渡邉はよくやった。タイムアウトを上手く使ってあげられなくて申し訳ない。松尾とダブルスは、相手の方がプレーの懐が深かった。こっちは格下だから思い切って行く。すると無理が出てきて、そこを突かれてしまう。(次戦は)カットマンを出せるだけ出してくるだろうから、どう対応するかがカギ。勝って最終戦にうまくつなげたい」

◆渡井伯和主将
「(今日は)さすが全日本2位のダブルス。コースが読めなくて、自分たちの展開にもっていけなかった。自分たちのパターンでも返されてもろいなと感じた。(チームは)点を取るときのパターンは1部でも通用すると感じた。でも、点の取られかたがよくなかった。(次戦は)自分たちは1勝してるんで、この4日間が大事。同格校が相手だけど、挑戦者のつもりでむかっていきたい」

◆渡邉 賢
「(今日は)内容はよかった。でも、自分のサーブから崩れてしまった。2年生で唯一のベンチいりしているから、自分は2年生の看板を背負うつもりでやっている。合宿のとき学年の会議をやって自分をバックアップしてくれるって言ってくれたみんなに本当に感謝している。(次戦は)大事な試合になる。自分が出るなら勝って、チームも勝って4年生を送り出したい」 

◆松尾卓磨
「(今日は)初めての試合なんで、かたくなってしまった。やっぱり相手のが1枚上手だった。レシーブを打たせてもらえなくて、ラリー戦にもっていけなかった。(リーグ戦の雰囲気は)まったく初めての経験。上手く言葉に出来ない。(次戦は)いつ自分にチャンスが来るかわからないから準備して、出なくても声を出してチームが勝てるようにしたい」

 なお、次戦は9月27日、埼工大戦が12:00から代々木第二体育館で行われる予定。

■会場へのアクセス
・JR山手線 原宿駅下車 徒歩5分
東京メトロ千代田線・副都心線 明治神宮前駅下車 徒歩5分

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