最終戦を全勝で飾り、1部昇格に王手

[硬式テニス部]関東大学テニスリーグ【女子】2部第5戦・日体大
 関東大学テニスリーグ【女子】2部第5戦・日体大戦が9月23日、昭和の森テニスコートで行われた。結果は以下の通り。


終戦の全勝を決めた市川=昭和の森テニスコートで(熊本有紗撮影)


2年生で唯一リーグ戦皆勤の川口


トータル ☆駒 大7-0日体大
D1 ○市川・石川2(6-1、7-6[0])0長井・上野●
D2 ○林・川口2(7-5、3-6、6-1)1寺師・齊藤●
S1 ○吉田麻美2(6―3、6-0)0寺師明香●
S2 ○市川有紗2(6-7[5]、7-5、6-0)1長井美沙紀●
S3 ○林 樹莉2(6-4、6―3、)0上野美紀●
S4 ○河合美佳2(6-2、6-2)0下田悠里●
S5 ○権頭由梨2(6-3、6-3)0多田菜都美●
※()内数字はゲームカウント、外はセットカウント
D=ダブルス、S=シングルス
[]内数字はタイブレイクでの敗者のポイント

 1部入れ替えに向けるリーグ最終戦。ダブルスではD1の市川・石川ペアが第1セットを難なく奪う。第2セットではペースを乱され、タイブレイクとなるが、相手を0ポイントに抑えた。D2林・川口ペアは序盤から接戦を繰り広げる。第2セットで相手にリードを許すが、第3セットを5ゲーム連取などで制した。シングルスはS5の権頭の勝利を封切りに、勢いが爆発。危なげない試合運びでS4河合、S3林、S1吉田が勝ち星を連取する。S2市川は第1セットをタイブレイクまで持っていくが取りきれない。第2セットもシーソーゲームとなるが、なんとかゲームを奪い、ファイナルセットへ。相手の疲れも見え、最後は圧巻のストレート勝ちで、全勝を決めた。チームに勢いを付ける、最高の形でリーグ最終戦を終え、1部との入替戦に挑む。

◆江口淳一監督
「(今日は)よかった。1部入替戦は亜大が負けた時点で、うちが負けても決まっていたが、勢いつけるため7―0取れてよかった。(悪天候の影響は)コートが急に変わるのはテニスのさだめ。集中力切らさずによく7―0取った。(入替戦は)戦力的にも、資格者本数が上なので勝ちにいきたい。駒大初の1部への入替戦で初めてのチャンス。うちの名前をテニス界に知らしめたい」

◆市川有紗(政4)
「(今日は)調子は良いのに、勝てないのが続いていたが、勝ててよかった。コート変更は頭にあったので問題なく、気温もプレイするにはよかった。ダブルスは余裕を持てて、途中取られたときも焦らず、巻き返せると思った。シングルは競ったが、第3セットがストレートにいけてよかった。(入替戦は)最後の試合。駒大初の1部に向け、自分の代で行けるように力を出しきりたい。何がなんでも勝ちたい」

◆川口 瞳(英2)
「(今日は)緊張は無く、絶対に7―0つける気持ちで臨めた。(悪天候は)寒いコンディションで、コートも違ったが、プレーではいつもと変わらない。(2年生でのレギュラーは)昨年、1試合も出れなかった。何がなんでもレギュラーで出るという気持ちで、出るからには勝ってチームに貢献したい。(入替戦は)勢いは駒大にあり、ダブルスも調子が上がってきている。このまま自分たちのプレーをしていきたい」

 なお、入替戦・東洋英和大は9月26日、9:00から東洋英和大テニスコートで行われる予定。

■会場へのアクセス
東急田園都市線青葉台駅下車。市営バス23系統または東急バス「若葉台中央」行き、「郵便局前」下車。

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