主将の1発がチームを救い5連勝!

[硬式野球部]]東都大学野球2部秋季リーグ対東農大1回戦
 東都大学野球2部秋季リーグ対東農大1回戦が、10月12日神宮第2球場で行われた。結果とメンバー(駒大のみ)は以下の通り。


試合を決める3点本塁打を放つ笠間=神宮第2球場で(菊池美紀撮撮影)


10奪三振の力投を見せた白崎勇(成田夏海撮影)


駒 大 102 000 031 7
東農大 102 000 000 3

      打安点
(6) 岡  300
(4)赤 木 310
(5)白崎浩 410
DH北 畠 100
HD山 本 100
HD森 田 100
RD松 尾 000
(7)山 下 311
(3)笠 間 313
(8)小 林 431
(9)民 法 300
H9嘉数駿 100
(2)戸 柱 100
2 上村新 300
    計 3175

本塁打=笠間

     回 打安責
○白崎勇 9 3662

 お互い初回に1点を先制し迎えた3回。2死一、二塁から山下高久雅(法3)の左前安打、小林勇登(経2)の二塁内野安打で勝ち越しに成功するが、その裏、先発・白崎勇気(営3)が左越2点本塁打を浴び、再び振り出しに。その後は両者譲らず緊迫した投手戦になる中、試合が決まったのは8回。安打と敵失などで1死一、二塁とすると、主将・笠間将裕(商4)が左翼席へ3点本塁打を運ぶ。エースは残りの回を三者凡退に抑え、10奪三振の力投で4勝目。2位・東農大との天王山で初戦を制し、5連勝を飾った。

◆小椋正博監督
「(今日は)練習してきたことをやってきて、それが出た。やってきたことしかできないから。戸柱は慣れてない場面だとサインも出せないから代えた。これから経験して。(エースは)彼に関してはさすが白崎って感じた。アドバイスを入れたら尻上がりに良くなってくれた。よく投げたと思う」

◆笠間将裕主将
「(今日は)簡単に勝てるとは思わなかった。先制しても中押し点を取っても追い付かれて、粘ってやるしかなかった。こういう苦しい展開の試合がこの先も多くあるので、今日勝てたのは良かった。(本塁打は)ジャストミートしてたのでいくと思った。(主将の仕事ができて)ホッとしている。(明日は)明日勝たなきゃ意味がない。スタンドもグラウンドもチーム一丸となっていきたい」

◆白崎勇気
「(今日は)2点リードしてくれたのに2ランを打たれたので情けなかった。(笠間の本塁打は)嬉しかった。(8回の三者連続三振は)笠間さんが点を取ってくれたから、絶対に点をやらないって気持ちだった。(完投が続いているが)1戦目を任されたってことなので、完投しか見ていない。(初戦を取ったが)勝ち点を取らなきゃ意味がないので、気を引き締めてまた明日頑張る」

◆山下高久雅
「(今日は)日大戦で打てなかったのが悔しくて、気持ちを入れ替えて臨んだ。チームの勝利を優先して、自分の結果よりチームに貢献しようと。(3回の適時打は)必死だった。今日は絶対になんとかして打とうと思ってた。(8回は)なんとか次の笠間さんにつなげたかったので良かった。(明日は)今日勝てたことは嬉しい。でも、切り替えて明日も泥臭くやっていきたい」

小林勇
「(今日は猛打賞で好調を維持しているが)今日の先発のように左投げの時は驚いたけど、しっかり勉強して積極的に打っていこうとしているからだと思う。(8回の笠間の本塁打は)最高の気持ちだった。すごい1本がほしかったのでよくやってくれたと思った。(好守備を見せたが)徹底守備を意識したから。来たら絶対に捕ろうとした」

 なお、次戦・対東農大2回戦は10月13日、10:00から神宮第2球場で行われる予定。

■会場へのアクセス
JR中央線「信濃町」駅、「千駄ヶ谷」駅から徒歩15分
地下鉄銀座線「外苑前」駅から徒歩5分
大江戸線「国立競技場」駅A2出口から徒歩10分

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