岡本、初の10000mで好走見せる

[陸上競技部]第211回日本体育大学長距離競技会
 第211回日本体育大学長距離競技会が10月23日、日本体育大学健志台キャンパスで行われた。結果は以下の通り(上位3名までと駒大のみ)。


初の10000mでラストスパートをかける岡本=第211回日本体育大学長距離競技会で(鴫原真美撮影)


<10000m>
【8組】
1着 阿部豊幸(NTT西日本) 29:14:04
2着 山口智也(カネボウ) 29:15:34
3着 野脇勇志(中大) 29:16:10
15着 岡本尚文(現3) 29:25:79

 駒大からは10000mに岡本が出場。大学初の10000m出場となった岡本は、スタートから前方の好位置につける。序盤は終始集団のままレースが進むが、7000mを過ぎたあたりで集団がばらけ、先頭についていくことができず、順位を落としてしまう。ラスト800mを切ったところでスピードを上げ、前の選手との差を縮めていき、ラストは粘りの走りを見せ、大学初の10000mでまずは結果を残した。

大八木弘明監督
「岡本は大学に入って初めての10000mにしてはまずまず。無難にまとめてきたかなという感じ。本当はもっと積極的にやってほしかった。(次は)もっと自信を持って前の方でレースを進めてほしい。この時期は10000mもそうだが、長い距離を走って力をつけていきたい。明日走る(5000m出場の)選手は長い距離とはまだいかないが、頑張ってもらいたい」

◆岡本尚文
「(今日のコンディションは)まずまず。大学に入って初めての10000mで慎重になってしまった。もっと自信を持って積極的にレースをやっていきたい。合宿明けくらいからだいぶ走れるようになってきてよかった。(出雲、全日本と)駅伝メンバーに入ることはできなかったが、こういうレースでチームに刺激を与えられたらいいと思う。上級生の1人として引っ張っていけるように頑張る」

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