初登板の黒川が引退試合を飾る!

[準硬式野球部]東都大学準硬式野球秋季リーグ2部対東洋大3回戦
 東都大学準硬式野球秋季リーグ2部対東洋大3回戦が10月29日、俣野公園球場で行われた。結果とメンバー(駒大のみ)は以下の通り。


黒川は初登板、初完投で勝利に貢献する=俣野公園球場で(菊池美紀撮影)


同点打を放ち、ガッツポーズを見せる服部


田中は勝ち越し打を放ち2打点を挙げる


東洋大 002 000 000 2
駒 大 000 010 30x 4

       打安点
(8)高 橋 311
(7)牧 内 400
(4)服 部 311
DH大 塚 410
(5)梶 野 300
(9)田 中 412
(6)大 越 420
(3)小 野 300
(2)小笠原 430
     計3294

▽ニ塁打=小笠原

     回 打安責
○黒 川 9 3771

 3回、先発・黒川裕貴(地3)が野手の失策と右前適時打で2点を許し、先制される。だが5回に1死二、三塁で高橋淳平(法3)の打球が遊撃手後方に落ちると、その間に1点を返す。続く7回にも2死二塁から服部諭(文4)の左前適時打で同点とすると、さらに満塁の好機で田中大志郎(営3)が中前適時打を放ち勝ち越す。黒川は大学で初の投手を務めたが、4回から得点圏に走者を進めたのは1回のみと2失点に抑え完投。引退試合で勝利を挙げ、勝ち点3で秋季リーグを閉幕した。

◆小野文矢主将(商3)
「(今日は)いつものメンバーではなかったが、最後に3年生と服部さんでなんとか勝ち点を取れてよかった。楽しくやればそれが力になる。スポーツの原点は楽しむことだから。(今季は)最初は2部に慣れるのが大変だったが、いい形で終われたと思う。(主将として)情けないキャプテンでもやっていけたのは、みんなが支えてくれたから。本当に楽しかった」

◆服部 諭
「(同点打は)なんとしても1本打ちたかった。これまでたくさんの人に支えられてたし、最後の試合だったのでこういう結果で終われてよかった。後輩に感謝。(併殺が多かったが)最後の試合で全て出し尽くそうとした結果から。(最後守備で試合を決めたが)やっぱり自分で試合を終わらせられたっていうのはよかった。本当にいい試合だった。これから社会人として頑張る」

◆黒川裕貴
「(今日は)試合始まる前にピッチャーって言われて、3回もてばいいと思っていたけど9回まで投げ切っちゃった。ゲッツーもたくさん取ってくれたし、本当に周りに助けてもらった。最後の試合で予想外のピッチャーだったが、いい経験ができて最高に楽しかった。最高のチームだった。(後輩には)今季1部昇格できなかったから春は上がってほしい」

◆高橋淳平
「(今日は)打つ気でいた。自分で返してやろうと思っていたので打ててよかった。(チームは)負けても活気があって沈まないので、いつも笑顔になれた。(3年間は)去年は悔しい思いをしたが、最後に笑顔で終われてよかった。今までで1番いいチームだった。(主務として)実際辛かったが、今日は勝ったので報われたかな。(後輩には)大きな目標を持って笑顔で楽しい野球をしてほしい」

◆田中大志郎
「(勝ち越し打は)その前の3打席が凡退だったので4打席目は打ってやろうと。調子は悪くなかったので打てると思っていた。やっぱり最後の試合だったので、自分で決めなきゃと思っていた。(3年間は)本当に途中からでも入ってよかった。練習のときも楽しく笑顔にできた。(後輩には)今の2年生中心に、自分たちのカラーを出して、自分たちの野球をやっていってほしい」

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