東北大会優勝校に破れ、2回戦敗退

[剣道部]第29回全日本女子学生剣道優勝大会
 第29回全日本女子学生剣道優勝大会が11月14日、春日井市総合体育館で行なわれた。結果は以下の通り。


主将としてチームを引っ張った櫻井=春日井市総合体育館で(橋本圭史撮影)


相手の攻撃に素早く反応する大塚(上田将大撮影)


<第1試合>
☆駒 大1-0香川大
先鋒 五十嵐麻衣(心3)―佐々木
次峰 角田諭香(法3)―田中
中堅 大塚 芳(商4)―目見田
副将○沼田知里(営3)<面、面>―山崎●
大将 櫻井有希子(国4)―中野

<第2試合>
 駒 大1―2青森大☆
先鋒○五十嵐<面>―佐藤●
次峰 角田―杉澤
中堅●大塚―伊藤<小手、面>○
副将 沼田―相馬
大将●櫻井―畑澤<面>○

 2回戦へと駒を進め、迎えた青森大との試合。先鋒・五十嵐が面の1本勝ち。このまま流れにのりたいところだったが、中堅・大塚が2本負けを喫してしまう。続く副将が引き分けに終わり、勝負は大将戦に委ねられる。しかし、相手に面をとられ1本負け。東北大会優勝校に破れ、2回戦敗退となった。

◆中 清剛監督
「(今日は)8強狙っていた。あわよくば優勝したかった。難しさを感じた。(会場の雰囲気には)のまれてない。相手の勢いが勝った。しっかりしたチームだった。(試合前に言ったことは)全員でやろうとはなした。(4年生には)今までチームを引っ張ってきて、休まずやってきてくれて感謝している。(新チームには)この悔しさを忘れずに、また基本からしっかりとしたチームを作りたい」

◆櫻井有希子
「(今日は)勝てる相手だったのですごく悔しい。8強以上を目標にしていた。(引退だが)最後に関東で入賞して、いい思いができた。駒大に来てよかった。剣道をしていて当たり前なので、引退するのはさみしい。(主将としての1年間は)いろいろ大変なこともあった。自分だけじゃなく、周りのことも考えて、練習もみんなの見本になるようにした。4年間で1番辛かったかもしれないが、楽しいことも経験させてもらった。(後輩には)今年以上の成績を残してほしい」

◆大塚 芳
「いつも後輩に勝たせてもらってるかたちだったので、最後ぐらいは楽に試合をさせてあげられるように、感謝の気持ちを持って試合に臨んだ。でも、最後まで迷惑をかけてしまった。後輩たちはレベルが高いから来年はもっと上を目指してほしい。(4年間は)笑った事よりも泣いた事のが多くて、一言でいうなら辛かった。でも、このチームで試合が出来てよかった。駒大剣道部でよかった。(同期は)仲も良くて、喧嘩することもあったけど、みんながいなかったからここまでこれなかった」

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