因縁の大商大戦に敗れ、2回戦敗退

[男子バレーボール部]第63回秩父宮賜杯全日本バレーボール大学男子選手権大会
 第63回秩父宮賜杯全日本バレーボール大学男子選手権大会決勝トーナメント、1回戦対亜大戦・2回戦対大商大(関西学連1部2位)が12月1日(水)、所沢体育館メインアリーナで行われた。結果とメンバー(駒大のみ)は以下の通り。


1回戦を勝利し、喜ぶ佐々井ら=所沢体育館メインアリーナで(白瀬忠意撮影)


高さを生かし、ブロックやスパイクで活躍した添田


司令塔として、多彩なトスで攻撃を彩った佐保


4年生にとって最後の大会を終え、笑顔を見せる男子バレーボール部


【1回戦】
☆駒 大3―0亜 大
1set(25―19)
2set(25―23)
3set(25―22)

【2回戦】
駒 大0―3大商大☆
1set(15―25)
2set(20―25)
3set(15―25)

◆スターティングメンバー
L#21須藤直弥(営2)
L#22武波真司(文2)
R#2添田竜雅(経4)
R#29林 逸平(文2)
C#14飯田祐規(心1)
S#3佐保孝明(経3)
リ#1佐々井優志(法4)

 1回戦の亜大を難なく下す。続く2回戦は、一昨年、去年と同大会で敗れている強豪・大商大との一戦。序盤から実力で上回る相手に苦しみ、1セット目を奪われる。2セット目もリードを開けられ、添田のブロックなどで粘りを見せ接戦に持ち込むがセットを落とす。3セット目、試合の主導権を奪われる苦しい状況のなか、佐々井、添田の4年生コンビが必死にチームを鼓舞するが、健闘むなしくストレート負けを喫した。

◆佐々井優志主将
「負けて終わる引退は仕方ないけど、やっぱり悔しい。(4年間は)やっぱり早かった。4年で一番上に立つと大変なことが本当に多かったが、後輩が頑張ってついてきてくれた。(後輩に向けて)これから大変なこともあると思うけど、今いるメンバーが1人も欠けずに最後まで頑張っていい引退の仕方をしてほしい」

添田竜雅
「(今大会は)あっという間だった。色々なチームが集まるだけあって、力に差がある。(2回戦は)まずくじ運悪いかな。くじはしょうがないとして、やっぱり強かった。全部のプレーに余裕があって、逆にこっちは一杯一杯だし。(後輩に向けて)その質問は来るなと思ったけど、実際ない。言わなくてもわかっている奴らなので。やっぱ仲間を裏切っちゃだめってこと。折角一緒にバレーが出来ているんだから」

◆佐保孝明
「(今大会は)まぁ、やれることはやった。よかったのは飯田。うちのエースだし、決定率も一番いいから。今日で4年生とは最後だったからもっと上に行きたかったが相手は強い、実力差があった。今のチームでやれることはやったかなと思う。来年は最上級生でいろいろあると思うけど、みんなで協力して頑張りたい」


4年生にとって最後の大会を終え、笑顔を見せる男子バレーボール部

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