第14回大学三大駅伝報告会

[陸上競技部]新主将に井上が就任、王座奪還へ!
 第14回大学三大駅伝報告会が2月9日、駒澤大学陸上競技部後援会主催のもと都内ホテルで行われた。会場には高林祐介(09年度卒、現・トヨタ自動車)や深津卓也(09年度卒、現・旭化成)ら陸上部OBをはじめ、後援会関係者など多数の来賓がかけつけた。


今季を振り返り、挨拶をする大八木監督=都内ホテルで(山田梨絵撮影)


新主将に就任した井上


笑顔で記念撮影をする4年生(比嘉あかね撮影)

 今季は、出雲駅伝3位、全日本大学駅伝準優勝、箱根駅伝3位と、すべて3位以内に入り、育成の年と位置付けながらも結果を残した。
 三大駅伝を終え、大八木監督や今年度主将を務めた飯田明徳(経4)らが挨拶し、今シーズンを振り返った。主力選手が大幅に抜け不安視されるなか始まった今季だったが、目標の三大駅伝3位以内を果たし、選手たちにねぎらいの言葉がかけられた。
 また、来年度の新体制が発表され、主将に井上翔太(G3)が就任。卒業生の就職先も発表され、今後の活躍にエールが送られた。以下は監督と選手のコメント。

大八木弘明監督
「今年は目標の3位以内でそれなりの結果が残せた。3・4年生は裏の裏で支え、1・2年生の若いチームでよく頑張ってくれた。この支えがあったからこそ今年度はやってこれたのだと思う。今年1年は我慢、育成の年と位置付けてやってきた。厳しいなかで強くなるんだという向上心でやってくれたこの結果は、若いチームの自信になった。今年はその自信を確信に変えなければいけない。努力しなければ確信にはならない。今年は三大駅伝の1つでも勝ち、優勝争いをしたい!」

◆飯田明徳(主将)
「4年間本当にいろいろあり、監督には厳しい言葉をもらったが、それが糧となりやってこれた。1年目は優勝を経験し、駒澤でやっていく不安と喜びが生まれた。2年では13位だったが、3年では偉大な4年生の元でやれた。4年ではキャプテンとして大した仕事はできなかったが、チームを引っ張ってきた。4年間を振り返り、箱根で悔いの残る走りしかできなかったことが悔しい。駒澤に入って本当によかった。今後ともよろしくお願いします」

井上翔太(新主将)
「今回の三大駅伝は3位以内を目標として達成できた。一時はどうなるかと思ったが、チームにとっても次につながる経験になった。でも今季は一度も先頭争いをできなくて悔しい思いをした。今年は強力な新入生も入ってくるし、強い後輩もいる。4年がもっとしっかりやって、我慢から勝ちにいく年にする。優勝を目指して、自分を含めチーム全体で精進して頑張る」

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