クロカンで苦戦、好記録ならず

[陸上競技部]第46回千葉国際クロスカントリー
 第46回千葉国際クロスカントリーが2月13日、千葉市土気町・昭和の森で行われた。駒大からは一般男子12000mに岡本、上野、油布が出場。


障害物の丸太を飛び越える油布=昭和の森で(野口理菜撮影)


好記録とはならなかった上野(花野友季子撮影)


終盤に苦しい表情を見せる岡本

果は以下の通り(上位3名までと駒大関係のみ)。

<一般男子12000m>
1位 ピタン・カロキ(エスビー食品) 33:58
2位 マーティン・マサシ(スズキ浜松AC) 34:22
3位 チャールズ・ディランゴ(世羅高) 34:29
16位 油布郁人(営1) 36:36
24位 深津卓也(09年度卒、現・旭化成) 36:47
31位 上野 渉(政2) 37:12
40位 岡本尚文(現3) 37:32

<ジュニア8000m男子>
22位 村山謙太(明成高、来年度入学予定) 24:29
32位 西澤佳宏(西部台千葉高、来年度入学予定) 26:03
37位 大谷卓也(佐野日大高、来年度入学予定) 25:06
42位 小根山泰正(花咲徳栄高、来年度入学予定) 25:03
61位 黒川翔矢(作新学院高、来年度入学予定) 25:25
74位 神谷信次(愛知高、来年度入学予定) 25:33

 大学初のクロカンとなった油布は、レース中盤で一時順位を落とすが、コースのラスト1周でスパート。前を走る選手を2人抜き、16位でゴールした。また、上野、岡本は起伏のあるコースに苦戦し、記録を伸ばすことはできなかった。
 ジュニア8000メートル男子には来年度入学予定の村山ら6人が出場。入賞とはならなかったが、来季に向け力走を見せた。

大八木弘明監督
「クロカンには向き不向きがあるが、それ以前の問題。筋力がないと後半持たないし、(3人とも)まだまだ。もっとトレーニングをつんでやっていかないとダメ。(新入生は)これもまだまだ。新入生にとってはいい薬になったと思うから、大学に来てからしっかりやってほしい。(今後は)合宿を行って、3月の学生ハーフにそなえる」

◆岡本尚文
「(今日は)前半は自分なりに動けて積極的に行けたが、後半我慢できなかった。(クロカンは)大学に入って初めてだったが、冬場はクロカンのシーズンなので出ることができて良かった。箱根が終わってからは、一つ一つで結果を出せるように練習してきた。(最上級生になるが)この時期にしっかり練習をして、これからのトラックシーズンで結果を出して、駅伝につなげていきたい」

◆上野 渉
「(コンディションは)悪くはないと思っていたが、1月中に崩してしまったことがあり体力がついていなかった。(他大選手に対して)プレッシャーはなかったが、ついていけず負けて不甲斐ないと思う。(課題は)レース間。次のレースまで期間が空いても調子を持っていくこと。そこでしっかり我慢ができなければ意味がない。福岡クロカンでリベンジしたい。(福岡のレースは)相性が良いので、頑張って結果につなげたい」

◆油布郁人
「積極的に挑戦しようと思ったが、思うようにいかなかった。しっかり体づくりをしていかなければならなかった。(今回のクロカンは)都道府県駅伝を間に挟んだが、トラックを走ったり、起伏のあるコースをはしったりして基本的な体づくりをした。 (来季の目標は) 箱根駅伝で勝負の年だと思うから、全体的にレベルアップをしていく。今季は1年間、同級生や他大学の選手に負けていたので、勝負して上を目指したい」

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