井口完封!青学大戦制し、単独首位に

[硬式野球部]東都大学野球1部春季リーグ対青学大2回戦
 東都大学野球1部春季リーグ対青学大2回戦が、4月14日神宮球場で行われた。結果とメンバー(駒大のみ)は以下の通り。


7回の危機を脱し、吠える井口=神宮球場で(丸山翔太撮影)


今季初スタメンで、左前適時打を放った嘉数駿(野木聡介撮影)


駒 大 000 020 000 2
青学大 000 000 000 0

      打安点
(4)小 林 400
(8)嘉数駿 411
(6) 岡  300
(5)白崎浩 310
DH柴 田 210
(9)友 滝 300
(7)江 越 300
PH山 下 100
7 中 谷 000
(2)戸 柱 410
(3)増 本 100
    計 2841

二塁打=戸柱

     回   打安責
○井 口 9   3240

 両投手の好投で互いに無得点で迎えた5回。2死から増本憲治(社4)が四球で出塁すると、続く小林勇登(経3)の放った打球を右翼手が落球し、適時失策で先制点を挙げる。なおも2死三塁から嘉数駿(政4)の左前適時打で1点を追加。援護をもらった先発・井口拓皓(経3)は、走者を背負うが要所を締め、完封で今季初白星。昨年2部で連敗した青学大から勝ち点を獲得し、首位に立った。

◆小椋正博監督
「(今日の井口は)1番誉めてあげたいのは完封したことじゃなくて無四球だったこと。それが1番大事。ピッチャーは向かっていくうちはいい。ただやっぱり恐いものを知ると、かわしにいっちゃうから。7、8回は勝負の時だった。(次の東洋大戦は)あの藤岡くんをどうやって打ち崩せるか。いいピッチャーなのでそう簡単には点が取れない。少ない点数でやっていく」

◆岡 将吾主将(法4)
「(今日は)井口が本当に頑張ってくれた。(青学大から勝ち点を取ったが)2連勝したがそこで気を緩めずにこれからもやっていきたい。(嘉数駿は)ずっと練習や準備をしてたので何の違和感もなくて、やってくれるだろうて思っていた。(東洋大の藤岡投手は)向こうは東都ナンバーワンと言われるピッチャーなので思いっ切りやるだけ。(次の東洋大戦は)何も意識せず自分たちの野球をやるだけ」

◆嘉数 駿
「(今日は)勝てて良かった。(スタメンは)昨日言われた。(調子は)自信ないけど、思い切りやろうと思っていた。(5回の打席に入る前は)初球から来た球は全部打ってやろうって思っていた。(打った球は)真っすぐ。(打った時は)うれしかった。(井口は)やっぱり苦しいの乗り越えて抑えていたので、良かった。(次の東洋大戦は)藤岡とかレベルの高い投手が多いので、気持ちで頑張る」

◆井口拓皓
「(今日は)とりあえず勝ちたいって気持ちだった。変化球でカウントを取れたのが良かった。(完封は)素直にうれしいけど、勝てたことが1番うれしい。(白星は)継続していけるように。次は重要なので。(無四球だったが)低めに徹底して投げた結果かなと。(次の東洋大戦は)相手どうこうより、まず自分たちの野球をすることが大事なので、自分のできることをしっかりやって調整していきたい」

小林勇
「(5回の打席は)あれは相手が落としてくれた。ついていた。(2点目のホームを踏んだが)よく打ってくれたなと。素晴らしい。(井口は)前回1番苦しい思いをしたのはあいつなので、しっかり修正できていた。(首位に立ったが)まだまだ。ここから東洋とか亜細亜があるので。(次の東洋大戦は)やっぱりピッチャーがいいので、多分打てないと思うので、しっかり粘って駒大らしい野球がしたい」

 なお、次戦・対東洋大1回戦は4月26日、10:00から神宮球場で行われる予定。

■会場へのアクセス
JR中央線「信濃町」駅、「千駄ヶ谷」駅から徒歩15分
地下鉄銀座線「外苑前」駅から徒歩5分
大江戸線「国立競技場」駅A2出口から徒歩10分

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