決定力不足に泣き、白星発進ならず

[サッカー部]第85回関東大学サッカーリーグ戦・第1節専修大学
 第85回関東大学サッカーリーグ戦・第1節専修大学戦が5月3日、平塚競技場で行われた。結果とメンバー(駒大のみ)は以下の通り。


試合前、「力をひとつに」の横断幕を持つ両チームの選手たち=平塚競技場で(田中幸生撮影)


チーム最多の3本のシュートを放った湯澤


新入生ながらスタメンに名を連ねた平尾


駒大0―0専修大
 (0―0)
 (0―0)

【メンバー】
GK松浦和己[4]
DF砂川太志[4]、平尾優頼[1]、林堂 眞[4]、濱田 宙[4]
MF山崎紘吉[4]、碓井鉄平[2]、奥村 情[3](→76分真野直紀[3])
、湯澤洋介[3]
FW肝付将臣[4]、山本大貴[2](→72分渡邉 諒[4])
【SUB】
GK大石健太[2]
DF三澤祥馬[3]
DF水野裕之[2]
MF宮城雅史[3]
MF板倉直紀[1]
※[ ]内数字は学年

 三冠の目標に向け勝利を収めたいところであったが、相手の得意とするパスサッカーに翻ろうされ、なかなかペースをつかむことができなかった。21分には、一瞬のすきを突かれてキーパーと一対一のピンチを迎えたが、これを新守護神の松浦がセーブ。同点のまま前半を折り返すと、砂川がバー直撃のシュートを放つなど見せ場はつくるが、決め切ず。お互い無得点のままタイムアップを迎え、勝ち点1を痛み分けという形で終えた。

◆秋田浩一監督
「負けなくてよかった。前半はボールがトップに収まらない、ヘディングも勝てない、両サイドも使えないと全然いいところがなかった。新しいメンバーの仕上がりは普通だと思うが、試合に慣れていない。初めての選手もいるし、今日は相手がうまかったので、大変だったと思うが、よく頑張った。うまくディフェンスが頑張って、さっき言ったように少ないチャンスで点数を取っていきたい」

◆林堂 眞(現4)
「ピンチもあったし、チャンスもあったし、0点で抑えられたというのはチームとしていいことだと思う。けれど、チャンスで点を取れないというのはチームとして弱いところ。うちのチームはベストポジションフットボールなので、常にポジションを意識しないと。一人一人の力が無い分、そういうところで勝たないといけない。次は勝ちます」

◆松浦和己(経4)
「自分にとっては初めてのリーグ戦だったので、少しでもチームに貢献出来ればと思ってました。味方あっての自分のセーブ。自分ひとりでは本当に守れないので。次は自分がしっかり抑えて、前が点を取って、勝ち点3をぜひ取りたい。どんどんいいリズムになれるように、また次も無失点で頑張りたい」

◆湯澤洋介(政3)
「決めるところを決めていれば勝てた試合だった。開幕戦だからといって個人的には、固さみたいなのは無かった。ドリブルの切れも悪くない。でもフィニッシュの部分は悪かった。チームとしては攻守に、修正しなければいけない部分がやっぱりあった。開幕勝って波に乗りたかった」

◆平尾優頼(国1)
「はじめてのリーグ戦という事で、緊張していたが、思いきったプレーが出来て、チームも失点ゼロだったので自分的にはよかったと思う。とりあえず前に強く、思いきってやれと言われていた。自分の中ではいつも通りやれたと思う。初戦に引き分けてしまい、次は絶対勝たないといけないので、勝ちを目指して練習していきたい」

 なお、次戦第2節・対順天堂大学戦は5月7日、11:30からフクダ電子アリーナで行われる。

■会場へのアクセス
・JR京葉線外房線内房線蘇我」駅より徒歩8分

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