中山、2年連続で全日本出場決める

[剣道部]第57回関東学生剣道選手権大会
 第57回関東学生剣道選手権大会【男子】が5月8日、日本武道館で行なわれた。結果は以下の通り。


2年連続で全日本出場を決めた中山=日本武道館で(上田将大撮影)


〈3回戦〉
●白坂喜翔(禅4)<小手>1―2<面、小手>藤岡(国士大)○(延長戦)
○中山亮介(政3)<小手>1-0小代(大東大)●
○松崎俊彦(営3)<小手>1-0高木(清和大)●(延長戦)
●鶴岡貴大(法1)<反>0-1<小手>佐伯(筑波大)○

〈4回戦〉
○中山<面>1-0木谷(東海大)●(延長戦)
●松崎俊0-1<面>土谷(清和大)○

〈5回戦〉
●中山亮介0―1<面>吉武 剛(専大)○(延長戦)

〈敗者復活戦〉※
●松崎俊0-2<面、面>草深将也○(日体大)

※4回戦で敗戦した選手が敗者復活戦に回り、その勝者が全日本選手権大会の出場権を得る。

 7人が出場した今大会。3回戦までに5人が敗戦していくが、中山と松崎俊は全日本出場がかかった4回戦まで駒を進める。しかし松崎俊は一歩及ばず1本負け。その後の敗者復活戦でも力を発揮できず2本負けをし、全日本出場権を得ることはできなかった。一方去年も全日本へ出場している中山は、4回戦で得意な面を打ち込み合い面で勝利。5回戦では延長戦の末に面を取られ惜敗するが、去年に引き続き部内最高成績を残し駒大唯一の全日本出場権を2年連続で獲得した。

◆中 清剛監督
「(今日の成績は)2、3人(全日本に)出れれば良かった。残念だと思う。これは監督の責任、勝たせてやりたかった。(新入生は)今年は男女ともいい選手ばかりで楽しみ。(中山選手は)力はあると思う。なかなか(試合が)決まらなかったが、集中力はあった。最後も勝てない相手ではなかったが、最後は集中力が切れてしまった。(全日本に向け)調整しながら優勝を狙う」

◆白坂喜翔主将
「(今日は)シード出場だったから上がってくる選手と戦う不安はあった。(相手は上段だったが)やりにくかったが負けたら終わりだから、打ち終わりを狙った。(3回戦は)1本取って気持ちが抜けてしまった。それが敗因。(試合中は)体で考えるようにした。(主将として)チームは実力あるが発揮出来ていない。全力を出せるような練習をしていきたい」

◆中山亮介
「(今日は)相手が一瞬気を抜いたところで(1本)とれたのは良かった。(新体制になったが)1年生もレベルの高い選手が入って雰囲気もよく、今年は全日本でも上位を狙っていくことができると思う。(唯一の全日本出場だが)今年も全日本に出場できることは、とてもうれしい。みんなの分まで全日本では勝ちたい。(全日本に向けて)去年は表彰台に立てず悔しかった。今年は優勝を狙っていく」

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