金星逃すが、強豪校を追い詰める

[卓球部]春季関東学生リーグ1部・日大戦、明大戦
 春季関東学生リーグ1部・日大戦、明大戦が5月10日、東京武道館で行われた。結果は以下の通り。


明大戦で同じ1年生を玉砕し、初勝利を挙げた大場=東京武道館で(草場早稀撮影)


1年生ながらに、明大の主将を倒し初勝利の鈴木(橋本圭史撮影)


駒 大2―4日 大☆
鈴木大地(営1)0―3吉田○
●高羽卓哉(営4)0―3明○
●佐藤 究(経2)1―3川端○
○加藤悠二(営2)、佐藤組3―0川端、中川組●
○加藤悠3―0鈴木●
●中村祥吾(法1)0―3中川○

駒 大3―4明 大☆
○大場崇志(経1)3―2岡田●
●橋爪克弥(営4)1―3甲斐○
●加藤悠1―3平野○
○加藤悠、佐藤組3―0松渕、根田組●
●佐藤1―3神○
○鈴木3―2松渕●
●高羽0―3根田○

 大会2日目の今日は、日大、明大と対戦した。日大戦は序盤3試合を落とし、後がない状況に。ダブルスと加藤悠が勝利し、後につなげるがそこまでとなった。続いて行われたのは優勝常連校・明大との試合。1番手、新入生の大場がバックハンドを中心に終始攻めのプレーで勝利し、一気に流れを引き寄せる。続く橋爪、加藤悠は敗れるが、ダブルスで昨年の全日学で準優勝したペアをストレートで倒し勢いを取り戻すと、6番手・1年の鈴木が明大の主将相手にフルセットで制す活躍を見せた。しかし、最後は高羽がストレートで敗戦。今大会初白星とはならなかったが、強豪校を追い詰める試合を展開し、明日の試合に弾みをつけた。

◆長崎隆志監督
「(今日は)負けはしたけど、誰がみても明日につながる内容だった。徐々に駒大の一体感がでてきたかな。(1年生は)よく勝った。明大戦は大場の役割が大きかった。(ダブルスは)もうやってくれる安心できる。悠二の速攻に、究の柔らかいタッチがうまくいっている。どっちが欠けてしまってもだめ。(明日は)もう勝つしかない。早稲田、大正に十分やれる。自然体で挑戦していきたい。勢いもあるけど、冷静に出来ている」

◆橋爪克弥主将
「(明大戦は)大場の初勝利があって、入りやすかったし、気分も乗ってた。ただ、何回やってもなれない。大場に申し訳けなかった。(日大戦は)3位入賞のプレッシャーが大きかったんだと思う。(チームは)応援も選手も一体になってて、これが一番勝ちやすかった。その分悔しい気持ちもある。これが明日とか、来週の試合に活きてくるって信じて1戦1戦確実に点を取れるように頑張りたい」

◆加藤悠二
「(チームの雰囲気は)ベンチと応援の一体感がものすごくて、勝とうって気持ちが大きくなった。(明大は)試合前に戦術のイメージがあって、焦らずできたのが1番大きかった。(明日は)早大はチャンスがないわけではない。勝ちの意識をもっていきたい。大正は、チャレンジャー精神でむかってくると思う。それに負けないように頑張りたい」

◆大場崇志
「(今日は)明大戦1番からで、負けてもいいから流れをつかもうとした。先輩たちが後にいるから、自分は思い切ってやるだけってかんじだった。相手は高校時代から1回も勝ったことがない相手だったから、思い切って向かって行けた。(明日は)早稲田は負けてもいいから後につなげるようにしたい。あとの3戦は勝って1部残留する。今日以上のパフォーマンスができるように頑張る」

鈴木大地
「(今日は)最初は緊張していたし、高校とはやっぱり違う。でも、慣れてきたら楽しかった。(松渕の)サーブがわからなかった。けど、ラリーにもっていけばやれる自信があったからそこからの展開で勝負しようと。(初勝利は)うれしい。今季1回は勝ちたいと思っていたからそれが出来てよかった。(明日は)早稲田も大正も強いけど、真っ正面からぶつかっていきたい」

 なお、次戦は5月11日早大戦が10:00、大正大戦が15:00から東京武道館で行われる。

■会場へのアクセス
東京メトロ千代田線「綾瀬」駅東口下車徒歩5分

Copyright (C) 2003-2017 KOMADAI SPORTS NEWSPAPER, All Rights Reserved.

当サイト内の写真、記事等の著作権は駒大スポーツ編集部に帰属します。無断での転載・二次利用を固く禁じます。

KOMASPO is the member of the Kanto university sport newspaper league.