失策が絡みサヨナラ負け、優勝遠のく

[硬式野球部]東都大学野球1部春季リーグ対国学院大2回戦
 東都大学野球1部春季リーグ対国学院大2回戦が、5月13日神宮球場で行われた。結果とメンバー(駒大のみ)は以下の通り。


9回に失策し、呆然とする岡=神宮球場で(橋本圭史撮影)


駒  大 000 000 000  0
国学院大 000 000 001× 1

      打安点
(4)小 林 400
(8)嘉数駿 400
(6) 岡  300
(5)白崎浩 310
(7)竹 野 000
7 柴 田 310
(9)友 滝 200
DH江 越 300
(2)戸 柱 300
(3)増 本 200
PH福 山 100
3 松 尾 000
    計 2820

     回   打安責
 井 口 6 1/3 2220
●白崎勇 2    910

 6回まで両投手の好投が続く。7回、それまで相手打線を無安打に抑えていた先発・井口拓皓(経3)は2本の安打で1死一、三塁の危機を迎えるが、ここで代わったエース・白崎勇気(営4)が後続を打ち取り無失点で切り抜ける。直後の8回、柴田圭哉(経4)の左前安打などで2死二塁の好機をつくるが、戸柱恭孝(現3)が左飛に打ち取られ先制点を奪えず。無得点のまま迎えた最終回、1死から主将の岡将吾(法4)が失策で出した走者に盗塁を許し1死二塁とすると、右越適時二塁打を放たれる。痛恨のサヨナラ負けを喫し、国学院戦の勝ち点獲得は来週以降に持ち越しとなった。

◆小椋正博監督
「(今日は)キャプテンがエラーして、エースが打たれる。岡や白崎(勇)で勝った試合も多々あるが、こういう展開はエラーか四球か一発で負けるものだから。仕方がない。昨年の王者の意地を見せられたかな。ただ、日程的に1勝1敗は辛い。(相手投手は)良かった。今までは球がきてなかったとか理由があったと思うけど。(次戦の亜大戦は)シビアな戦いになるから準備する」

◆岡 将吾主将
「(今日は)申し訳ない。(相手投手は)結果打てていない。(井口と白崎勇は)いいピッチングをしていた。エラーと打撃陣のせい。(次戦の亜大戦は)雰囲気を変えて負けたってところを見せないで、やってきたことをやるだけ」

◆白崎勇気
「(今日は)疲れた。(7回からの救援は)行くって言われていたので、準備はしていた。あの回(9回)が山場かなと思っていたけど…。(岡の失策は)しょうがない。岡は岡で頑張ってくれているから。(サヨナラ打は)外の真っすぐ。ちょっと高かった。完全に狙われていた。(調子は)全然悪くない。(次戦の亜大戦は)切り替えて頑張る」

◆井口拓皓
「(今日は)調子自体は良かった。(六回まで無安打だったが)要所要所ではいい球がいったので良かったけど、相手が甘い球を打ち損じてくれていた。(7回の降板時は)白崎(勇)さんが空いていて、総力戦になるって言われてたけど、もっと投げたかった。まだまだ、全然。(次戦の亜大戦は)やってきたことをやっていくしかない」

◆戸柱恭孝
「(今日は)ピッチャーは良く頑張った。打線が悪い。(8回の好機での打席は)力んだ。真っすぐを狙っていたけど…まだまだ力不足。(その裏の本塁殺は)絶対に点与えないと思って守りにいった。要求通り。ゴロを打たせたかったので。そこは良かった。(サヨナラ打は)あれはしょうがない。エラーがまずかった。(次戦の亜大戦は)もうやったことしかできないので、それを出せるように頑張るだけ」

 なお、次戦・対亜大1回戦は5月17日、12:30から神宮球場で行われる予定。

■会場へのアクセス
JR中央線「信濃町」駅、「千駄ヶ谷」駅から徒歩15分
地下鉄銀座線「外苑前」駅から徒歩5分
大江戸線「国立競技場」駅A2出口から徒歩10分

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