鹿実、山下ハットトリック!!西武台は2回戦敗退

[サッカー部]全国高校サッカー選手権2回戦
 1月2日、西が丘サッカー場にて第83回全国高校サッカー選手権大会・2回戦、鹿児島実業高校(鹿児島)対修徳高校(東京B)の試合が行われました。
この試合緊張からか、出だしややミスが目立つものの昨年4強の鹿実が主導権を握り、修徳ゴールを脅かす。


全国高校サッカー選手権・2回戦 鹿児島実業高校修徳高校 ハットトリックを決め笑顔の山下。決定力のある大型FWが加入し、来期のFW争いは更に熾烈を極めるだろう=西が丘サッカー場で(野澤俊介撮影)

そして、そんな流れの中から鹿実にゴールがうまれる。坪内のパスに駒大へ来季加入予定のFW山下真太郎がシュート。この先制点で波に乗る鹿実はその2分後セットプレーからまたも山下のゴールで追加点を奪う。後半、鹿実に追いつきたい修徳はMFを下げFWを投入し攻撃的な布陣で挑む。しかし、鹿実はキャプテンの岩下を中心に堅い守りで修徳にチャンスを与えずボールを支配する。74分にはまたしても坪内のクロスに山下が胸トラップしシュート。見事ハットトリックを達成し、3-0と山下の大活躍で2回戦突破を決めた。鹿実の堅い守備力とフィニッシュの精度の高さが光った試合であった。
鹿実3-0修徳
   (2-0)
   (1-0)
【得点者】
24分:山下(鹿)
26分:山下(鹿)
74分:山下(鹿)
■山下真太郎のコメント■
「チームとしてはコミュニケーションとったりとかミーティングで話したことが出来たので良かったです。(ミーティングで)今までやってきたことを振り返って、インターハイで駄目だったことはみんなで話し合って、また一からやり直そうっていうことで、今日の試合では出来たと思います。得点は、県大会で大事なところで点取れてなかったので今日は取れて良かったです。1点目はボールが良かったです。取りあえず足振ったら当たりそこねで入ったという感じです。3点目はたまたま胸にきて、いつもなら外すんですけど調子が良いんで今日は上手くいっただけです。初戦でのハットトリックは、自分としては勢いがついたんで嬉しかったんですけど、出来れば他の人にも取って欲しかったです。そうしたらチームも盛り上がるので。初戦の硬さはチームとしてはあったと思うんですけど、僕は昨年も経験してきているし、引っ張る立場にいなきゃいけないんでそうでもなかったです。1点取るまではみんなクリアミスとかして、みんな緊張しているんだなっていうのが伝わってきました。みんながクリアミスとかして出そうになったボールを自分が拾ってやれば緊張もとけるかなと思ったので、ボールが前に来たら自分で拾ってやろうと思ってました。(4強の壁を越えるために必要なのは)点を取ればDFが頑張ってくれるので、毎試合点を取ることです。チームのために頑張りたいです。課題は、チームとしては緊張しないことです。1試合1試合勝っていけば優勝できるので、1試合ずつ頑張っていきたいです。」
鹿児島実業高校は3回戦、1月3日14:10~駒沢陸上競技場北海高校(北海道)と対戦いたします。
駒沢陸上競技場へのアクセス>
東急田園都市線駒沢大学駅」より徒歩12分。
「渋谷駅」より南口31番バスで「駒沢公園東口」下車、徒歩1分。
また、埼玉スタジアム2002では西武台高校(埼玉)対藤枝東高校(静岡)の試合が行われ来期駒大に加入予定の島田祐輝西武台)は左サイドの攻撃的MFで先発。持ち前のスピードで機敏に動き周り、西武台の攻撃の起点としてチャンスを創出したものの、「相手の個々の能力が高く、プレッシャーも激しかった」と島田が言うように試合巧者の藤枝東ディフェンスを崩せず、得点には至らなかった。試合は後半を優位に進めた藤枝東が2-0で勝利し、西武台は2回戦で姿を消した。一方、1回戦、強豪大津を下し波に乗る山崎良介(来期駒大加入予定)所属、盛岡商業高校(岩手)は玉野光南高校(岡山)を3-1で下し3回戦に進出した。
盛岡商業高校は3回戦、1月3日12:10~三ツ沢球技場で津工業高校(三重)と対戦いたします。
三ツ沢球技場へのアクセス>
JR「横浜駅」より市営バスで「三ツ沢総合グランド」から徒歩2分
市営地下鉄「三ツ沢上町駅」から徒歩10分

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